「塗装・塗料用語」のよくある質問
ターペンって、どういう意味ですか?
ターペンとは、天然樹木から採れる油であるテルペン油から変化した言葉です。
昔、このテルペン油がペンキの薄め液として使われていました。
現在のターペンは石油の精製から造られています。
ターペンの組成は石油系炭化水素が主成分で、灯油に近い組成で、ミネラルターペン・ミネラルスピリット・塗料用シンナーとも呼ばれています。
ターペンはラッカーシンナーに代表される強溶剤に比べて、刺激臭が少なく、また溶解力が低い為、旧塗膜への影響(溶解・縮れ等)が少ないのが特長です。
合成樹脂調合ペイントやアクリル樹脂系非水分散形塗料やNADウレタン、シリコン、フッ素‥の希釈剤として使われています。