「塗装・塗料用語」のよくある質問
コンクリートの中性化とはどういった状態の事ですか?

硬化したばかりのコンクリートは、セメントの水和反応で生成される水酸化カルシウムの為に強いアルカリ性を持っており、コンクリート躯体内部の鉄筋・鉄骨は、コンクリートのアルカリ成分によって、錆び(腐食)を防いでいます。
しかし、年月の経過と共に、コンクリート表層から空気中の炭酸ガスと反応し徐々にアルカリ性が失われていきます。(強アルカリ性からPH値が中性に近づく状態)これを中性化と言います。
コンクリートの中性化と共に、躯体内部の鉄筋はさびやすくなり、コンクリートの爆裂、剥落に繋がる危険性が増加し、コンクリートの寿命が短くなります。
なお、「コンクリートの中性化防止」とは、コンクリート面に塗装を行い、塗膜で覆う事によって、美観と共に炭酸ガスの透過を抑制し、中性化を防止する事を言います。
しかし、年月の経過と共に、コンクリート表層から空気中の炭酸ガスと反応し徐々にアルカリ性が失われていきます。(強アルカリ性からPH値が中性に近づく状態)これを中性化と言います。
コンクリートの中性化と共に、躯体内部の鉄筋はさびやすくなり、コンクリートの爆裂、剥落に繋がる危険性が増加し、コンクリートの寿命が短くなります。
なお、「コンクリートの中性化防止」とは、コンクリート面に塗装を行い、塗膜で覆う事によって、美観と共に炭酸ガスの透過を抑制し、中性化を防止する事を言います。