
このページでは、「一体どんな状態が屋根塗装の塗り替え時期の目安なのか?」具体的な屋根の経年による劣化症状‥屋根塗装を検討しているお客様に分かりやすくお伝えします。
塗り替え時期の目安 屋根部分について
屋根部分の塗り替え時期の目安をお伝えします。
定期的な、塗り替え工事が必要な屋根材の種類は、カラーベスト・コロニアル・モニエル瓦(乾式洋瓦)・セメント瓦・スレート・トタン‥挙げられます。
以下の様な劣化症状が屋根塗り替え時期の目安と言えます。
屋根塗装のチョーキング

屋根塗装の退色や変色は、一番最初に発生する劣化症状といえます。
一般的に屋根の場合、壁面よりも多くの紫外線・風雨に曝されるので、外壁塗装よりも劣化進行速度は、2~3割ほど速くなります。
屋根塗装のチョーキング

屋根塗装の退色・変色は、耐候性が低い塗料や遮熱塗料が著しく生じます。 一般的に屋根材の場合、特に多くの紫外線・風雨に曝されるので劣化進行速度は速くなります。
カビ・コケの発生

屋根に生じるカビやコケは、日光があまり当たらない屋根面、屋根下地の裏側が結露している場合に生じやすいです。
また、屋根塗料に含まれる防かび剤の薬効成分が無くなってきた場合にも、屋根材にカビやコケが生じやすくなります。
屋根塗装の膨れ

屋根面に生じる塗装の膨れは、濃色で屋根塗装した際、塗膜・素地との蓄熱によって生じる熱伸縮が原因で塗膜が膨れる場合や、高圧洗浄作業、ケレンが不十分、下塗りシーラーや錆止め塗料の選定ミス、塗り忘れした場合‥にも塗膜の膨れが生じます。
屋根塗装の剥離

屋根材の塗膜が剥離する多くの原因は、前回塗装した際の高圧洗浄が不十分だった場合、塗装面の目粗し作業、下塗りシーラーや錆止め塗装の選定ミス、シシーラー・錆め‥下塗り塗料を塗り忘れた場合、屋根材自体の強度がが脆弱な場合に起こります。
屋根材の腐食・欠損

屋根材の破損は、主に外部からの衝撃・寒暖による熱伸縮、パミール屋根、ナショナルU瓦‥と言った基材自体の不具合などによる原因によって生じます。
塗料の種類による塗り替え時期の違い
前回の屋根塗装に使用された屋根塗料に種類によって、屋根の塗り替え時期に大きな違いが現れてきます。
ですから、同じ時期に屋根を塗り替えた場合、耐久性の高い塗料は、耐久性の低い塗料よりも、塗り替える回数が少なく済みます。
但し、耐久性の高い塗料になればなる程、価格も高価なものになっていきます。
ウレタン系塗料の塗り替え時期
屋根用ウレタン塗料は、50年間で屋根塗り替えが約4~5回必要です。

シリコン系塗料の塗り替え時期
屋根用シリコン塗料は、50年間で塗り替えが約4回必要です。

フッ素系塗料の塗り替え時期
屋根用フッ素系塗料は、50年間で塗り替えが約3回必要です。

「塗り替え時期の目安」を前回の使用塗料で考える事もできます。

塗り替え時期の目安は、現在塗装に使用されている塗料の性能、建物周辺の環境等によっても異なりますが、木部や鉄部を通常のペンキ(合成樹脂調合ペイント)で塗装した場合は、3年から5年を塗り替え時期の目安にして下さい。
前回、外壁をアクリル系塗料(水性アクリル・溶剤アクリル・アクリル単層弾性系塗料)で塗装した場合は、塗り替え後6年~10年を塗り替え時期の目安にして塗り替え工事を行いますと、住まいを長持ちさせる事が出来ます。
同様にウレタン系塗料(水性ウレタン・溶剤ウレタン系塗料)の場合は、塗装後8~12年を塗り替え時期の目安にすると良いと思います。
但し、屋根・鉄部・木部‥は、外壁面に比べ、劣化が進行する速度が3割程速いので、注意が必要です。工事を短期間に行う事は、費用対効果の観点で考えますと、お客様にとって経済的な負担が大きく、あまり良いものではありません。
この様な問題から、塗料の高寿命化をお求めする多くのお客様のニーズによって、現在では、フッ素系塗料・無機超高分子系塗料 ・ ハルスハイブリッド塗料 ・ 光触媒塗料 ・ シリコン系塗料など優れた耐久性を持つ塗料が多数流通
しています。
したがって、優れた耐久性を持つ塗料で塗り替え工事を行った場合は、塗装のライフサイクルが長くなり、塗り替え工事の費用対効果を大きく向上させる事も出来ます。
かんたん お問い合せ
2024年塗装実績:156件
2023年塗装実績:145件

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