
「大切な住まいだからこそ、しっかりとした塗り替え工事や防水工事をして欲しい。」
そんなお客様の思いがこもったお話を当店では、よくお聞きします。
そこで、大切な住まいを長く快適に住み続ける為、塗り替えリフォームを成功させるポイントを『塗り替え工事の豆知識』として小林塗装の主観と本音でまとめてみました。外壁・屋根等塗り替え工事をご検討のお客様は是非ご覧下さい。
項目をクリックすると各豆知識に飛びます。
塗り替え時期の目安について 塗り替え工事の施工方法について 塗料の種類・性能について 信頼できる
ペンキ屋さんの選び方(見方) 外壁や屋根等の色選びについて 外壁・屋根の提案色 ケレン作業・下地調整作業について 塗装工事の見積書 内容について 塗装工事の流れについて 相見積りより、お値打ちに
塗り替え工事を行う方法とは? 塗装工事の施工トラブルと
その対策について 塗り替えリフォーム
業界の現実(必読) ご依頼、ご契約の際、
必ず注意しなければいけない事
※「塗り替え工事 豆知識」の内容は、随時加筆します事をご了承ください。
塗装工事の見積書 内容について

見積書とは、各業者さんによって、様々な書き方(書式)があります。簡単にさっと書いてあっても、その内容に深い意味がある場合、難しそうにずら~っとたくさん書いてあっても大した意味が無い場合等。その違いは千差万別で見積書をパッと一目見ただけでは、その内容はあまり分かりません。
ですから、見積書の内容や説明をそのまま鵜呑みにはせずに、その業者さんが『どんな施工をするのか』をしっかり確認・把握する事が塗り替え工事や防水工事を成功させる大きなポイントと言えます。

見積書に記載される内容につきましては、塗装工事やリフォーム工事に限られた事ではないのですが、専門的な業種では、『専門用語』がよく使われます。ですから、塗装工事に全く知識の無い方では、見積書に記載されている項目・概要だけで実際に行われる作業が、実際どの様なものなのか把握するのはかなり難しいと思われます。
現在では、お客様もインターネット等で情報・知識を取り入れ、ある程度の内容でしたら、業者さんに質問や確認も出来ますが、何年もその業界に携わる営業マン・監督さん・職人さん以上の知識を得る事は簡単には出来ません。
ですから、お客様が工事を依頼する際に知るべき事は、見積書の項目数や概要(施工項目)、安価の謳い文句や書き方のテクニック等に惑わされず、『どんな施工をするのか』をしっかり確認・把握し、各作業の内容を理解し、それが見積りの価格と整合性がとれているか判断する事が重要になります。

見積書には、各業者さんの考え方(理念・経営方針・施工に関するノウハウの有無)がくっきり出ます。
従ってお見積書の内容によって、その業者さんが信用できる人物・会社・お店なのかどうか、それを確かめる事も重要です。
極端な話ですが、見積書に書かれた内容が、『外壁塗装工事』の一つだけであったとしても、工事に対してこだわりや誠意ある業者さんでしたら、丁寧な仕事をしてもらえるという事なのです。(実際には、そんな話は聞いた事はありませんが…)
とは言いましても、さすがに見積り書の内容・項目が一つだけでは、何を質問すれば良いのかも分からないと思いますので、一般的な見積書の上で記載されている内容をご説明致します。
見積書の項目・概要の内容について
- 足場仮設等の作業設備に要する「仮設工事費用」
- 高圧洗浄・シーリング等 塗装前の「下地調整・補修工事の費用」
- 材料費+工賃=塗装・防水工事の「本工事の費用」 (塗装・防水工事)
- その他経費(交通費・廃材処理費・維持管理費・事務経費等)
見積書には、塗装する場所の面積・数量・単価・施工概要等、詳細な項目にしたものが書かれています。
もちろん、これだけではないのですが、大きな枠としては、上記の内容で塗装は行われます。
見積書がどんな書式でも、必ず確認しなければならない重要なポイント

工事の内容が明確に把握できる見積書ですか?
施工する部位が明確に記載されていますか?
塗装回数・施工方法が明確に記載してありますか?
数量・単位がしっかり記載してありますか?
税別金額・税込み金額か、はっきり記載されていますか?
施工の仕様書がありますか?(見積り内容・施工方法を再確認する為)
作成者・見積り有効期限・取引方法等がしっかり記載されていますか?
更にこんなところを見たり、質問しましょう!!
1.下地調整・補修の有無を確認する

「工事は、何人で、何日位かかりますか?」
「補修工事には、何日位かかりますか?」
「工事の際に注意すべき点はありますか?」
「外壁と屋根の高圧洗浄にはどの位、時間がかかるのですか?」
「壁に付いているカビやコケはどうするのですか?」
「補修工事には、何日位かかりますか?」
「鉄の部分やトタンの錆びは、どの程度、落とすのですか?」
「木部や鉄部が腐っていた場合の対応はどうするのですか?」
などと尋ねてみると良いと思います。
小林塗装では、現場で施工する際に考えられる「リスク」を事前に十分調査・検討し、お見積書を提出する際、お客様に、必ずご説明致します。
2.使用する材料の種類・メーカー・材料名を確認する

工事に使われる塗料・防水材・シーリング材等の材料には、種類・規格・材料名があります。工事に何を使うのかは必ず確認を取りましょう。
(これが分からないと、価格だけの相見積りなってしまいます。また、工事に使用する材料の種類・規格・材料名が明確に回答できない会社に施工を依頼するのは、問題があると思われます。)
小林塗装の場合は、お客様からお見積りのご依頼を受けた際には、必ず診断書・お見積書・材料カタログ・仕様書を同封します。ご要望によりましては、施工サンプル板等も作成致します。(サンプル板の作成費はもちろん無料です。)
3.施工する面積・数量の確認をする

施工面積の算出方法は各業者さんによって異なります。
(担当者さんの施工に対する解釈が異なる為です。)
面積の測定方法・施工面積の解釈も異なる為、多少の誤差は、各社必ずありますが、見積書を見ながら、施工面積・数量の確認は必ず行って下さい。
(各社、大体5~15%位の数量や施工価格に差があると思われます。しかし、あまりに数量や面積が少なかったり、多かったりするのは注意が必要です。)
見積書に数量・単価の部分に記入がないのは、見積書として論外です。
(まずをもって、どんぶり勘定のいい加減な工事になります。)
小林塗装がお見積書を作成する際に必ず考える事
塗装の耐用年数ついて
お客様が塗り替え工事に対するお求めの耐用年数は、どの位かを聞きます。
(当店のお客様は、大体10年以上長持ちして欲しいという要望を話されます。)
塗る素材の種類について
使用する塗料は、塗装する物の素材(モルタル・セメント系素材・ボード類・木・鉄・硬質塩ビ・FRP等)に合わせて最適な塗り替え仕様を選定します。
(素材別で塗装に適した塗料を選ぶ必要があります。)
既存塗膜の種類(塗り替え工事の場合)について
リフティング・ブリード・縮れなどの塗膜に問題を起こさない様、既存塗膜を考慮した塗料や下塗り材の選定が必要です。
施工方法について(塗り替え工事の場合)について
周辺環境(野外・室内・街中・郊外・季節・時間帯)・工程・工期等の予定なども考える必要があります。
塗装の仕上がり感について
艶の有無、テクスチャー(模様)の有無。建物・構造物にとって、『どの様な仕上がりが一番望ましいのか?』を考える必要があります。(お客様に塗り替え工事を満足して頂く為の重要なポイントです。)
施工価格について(特に重要です。)
施工価格(工事に関する人件費・環境・使用塗料1缶当たりの価格)が見積り価格を設定するのに大きく関わってくる重要な要素です。
総合性について(見積りを考えるにあたっての結論)
施工価格・使用材料全体の費用・耐用年数に対する費用対効果などを総合的に考え、お客様に満足して頂ける様な見積価格を設定します。
この様な理由を小林塗装では、お見積書を提示する際、施工金額を算出する根拠をお客様が把握できる様、明確にご説明します。