
「大切な住まいだからこそ、しっかりとした塗り替え工事や防水工事をして欲しい。」
そんなお客様の思いがこもったお話を当店では、よくお聞きします。
そこで、大切な住まいを長く快適に住み続ける為、塗り替えリフォームを成功させるポイントを『塗り替え工事の豆知識』として小林塗装の主観と本音でまとめてみました。外壁、屋根など塗り替え工事を検討中のお客様はぜひご覧ください。
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塗り替え時期の目安について 塗り替え工事の施工方法について 塗料の種類・性能について 信頼できる
ペンキ屋さんの選び方(見方) 外壁や屋根等の色選びについて 外壁・屋根の提案色 ケレン作業・下地調整作業について 塗装工事の見積書 内容について 塗装工事の流れについて 相見積りより、お値打ちに
塗り替え工事を行う方法とは? 塗装工事の施工トラブルと
その対策について 塗り替えリフォーム
業界の現実(必読) ご依頼、ご契約の際、
必ず注意しなければいけない事
※「塗り替え工事 豆知識」の内容は、随時加筆します事をご了承ください。
塗り替えリフォーム業界の現実(必読)

最近、TVコマーシャル、町の看板、新聞広告で「外壁塗装~店」、「~塗装専門店」などと派手な広告をたびたび見かけますが、その反面塗装業界の多くの下請け職人は、劣悪な仕事環境に曝されています。
その大きな理由として、この20~25年の間、バブル崩壊後の建築不況、新建材の普及、ダンピングが激化、過度なホームページの宣伝活動、インターネット上の一括サイトの普及、日本人の高齢化による人手不足など、目まぐるしい経済環境の変化があります。
経済環境の変化に伴って、塗装業界の重層化(元請け業者→1次下請け業者→2次下請け業者→3次下請け業者、若しくは元請け業者→1次協力業者→2次協力業者→3次協力業者と呼ばれます。)が一層進むといった悪循環になっています。
さらに最近では、外壁塗り替え工事に特化した「新規、新興リフォーム業者」、「WEBコンサル業者(一括サイトの運営)」、「悪徳業者」、「専属の職人がいないのに、自社施工を謳う塗装屋」、「ハウスメーカーから一括請負する塗料メーカー」が塗り替え工事を大量受注し、営業力の乏しい下請け塗装業者(主に塗装経験の少ない若い塗装業者)に丸投げする仕組みが完全にできあがっているためです。
その結果、塗り替え工事の仕事環境は悪化し続けて、現在では更に多くの他業種(家電販売店、ホームセンター、大型ショッピングセンターなど)から参入してきており、お客様から頂いた受注金額の50~30%程度の金額(ひどい場合は、塗料込みで30%以下の金額)で、地元の下請け塗装業者に工事を丸投げしているケースがほとんどです。
こういった場合、名古屋市周辺の1戸建て住宅1棟あたり、外壁、屋根の塗り替えで30万円もらえると良いほうです。足場費用は別になりますが、材料費用込みの請負価格です。(ひどすぎです。)
ですから、末端の下請け塗装業者は、大きな赤字を出さないために高圧洗浄や外壁補修、養生、下塗りなど塗装工事にとって大切な作業を手抜きをせざるを得ない状況なってしまっています。
その結果として、「安かろう、悪かろうの粗悪な工事」になってしまう事が多いのが塗り替えリフォーム業界の現実と言えます。
その一方で、「塗装工事に信念を持っている職人さん」や「良い塗装の腕(技術)を持つ職人さん」は、塗り替えリフォーム業界の現実をよく知っているので、大手塗装リフォーム会社‥下請け仕事は、あまりしていません。
ちなみに、そういった職人は、地域の口コミやお客様からの紹介などの仕事をメインで行っているケースが多いです。
ですから、品質の良い塗装工事をお求めのお客様は、ネットやチラシに書いてある過剰なセールストークをそのまま鵜呑みにせず、高い専門知識や施工技術を持つ地域に根差した良心的な塗装店をじっくりと探す必要があるかと思います。