
塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 「や」から始まる塗装用語「焼ける」、「夜光塗料」、「屋根勾配」等を記載しています。
焼き付け塗装(やきつけとそう)
焼き付け塗装とは、塗料を80~300℃未満の温度で加熱して塗料を硬化させる方法の事です。
役物(やくもの)
役物とは、建築の部材の種類の呼称で、特定の部分に用いる為に、基準の寸法や形状と異なり、特別な寸法で製作された部材の事です。
例えばタイルの出隅、入隅、曲がり部分など、現場で加工できない場合に必要となります。
焼ける(やける)
焼けるとは、塗装用語の一つで、白色、淡色が黄色っぽくなる事です。太陽光線の過不足、熱の作用等が原因です。
塗料によって、焼ける原因が異なります。
夜光塗料(やこうとりょう)
夜光塗料とは、蓄光性(光の吸収により発光)と自然発酵性(共存する放射性物質の放射線より発光)の2種類があり、夜光表示・非常表示に使用されます。
痩せる(やせる)
痩せるとは、塗装職人さんが使う用語の一つで、塗装職人塗料が縮む事です。
やっつける
やっつけるとは、塗装職人さんが使う用語の一つで、早く適当に仕上げる仕事を言います。または、そういったやり方で済ませた仕事の事です。
屋根足場(やねあしば)
屋根足場とは、傾斜のある屋根で作業する際に使用する足場の事です。
屋根勾配(やねこうばい)
屋根勾配とは、屋根面の傾斜が水平面に対してどの程度であるかを表す意味です。
屋根勾配の表し方には、「寸法勾配」、「分数勾配」、「角度勾配」の3つがあります。
一般的には寸法勾配で表記されます。
やりきり終い(やりきりじまい)
やりきり終い、職人さんが使う用語の一つで、その作業が終わり次第、仕事を終えるという意味です。