塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 ｢も」から始まる塗装用語「木目塗装」、｢貰い錆」、｢模様塗り」等を記載しています。
木材保護着色剤（もくざいほごしょくざい）
木材保護着色剤とは、オイルステインに防腐剤、防虫剤、防かび剤等の薬品効果を付与させたステインの事を言います。
木目の白化（もくめのはっか）
木目の白化とは、主に木目のはっきりした木材で、クリヤーの塗膜が形成されるにつれて現れる白又は、銀白色の塗膜の事を言います。
木材保存剤（もくざいほぞんざい）
木材保存剤とは、木材を微生物や虫による被害から保護する為に行われる、「加圧注入処理」・「表面処理」・「接着剤混入処理」等に用いられる防腐剤・防蟻剤（ぼうぎざい）・防虫剤・防カビ剤等です。
木部の素地調整（もくぶのそじちょうせい）
木部の素地調整とは、木部の塗装工事において、素地の清掃、ヤニの処理、研磨、節止め（節にラックスを塗る）、パテかい、最終研磨の順に行う下地処理の事です。
木目塗装（もくめとそう）
木目塗装とは、塗料によって木材表面の外観及び肌合いを再現する塗装方法です。
木目塗装には、刷毛、海綿、ゴム、櫛、ローラー等を使用して施工します。
モダン（もだん）
モダンとは、近代主義の事で、建築においては、過去の装飾を用いた様式建築を否定し、合理的で機能的な物の事です。
家具やインテリアにも反映されています。
元請（もとうけ）
元請とは、発注主から直接仕事を請け負う事です。または、直接請け負った会社の事を言います。
下請けの逆の意味です。建築系の業界ではよく使う言葉です。
元ネタ（もとねた）
元ネタとは、塗装した際、使用した塗料の事を言います。
もどり
もどりとは、一度乾燥した塗面に、再びタックが現れる性質の事を言います。
戻り斑（もどりむら）
戻り斑とは、クリヤーを一度に厚塗りして､光輝材の配列を乱した状態の事です。
もどる
もどるとは、一度硬化乾燥した塗膜が再び軟化粘着性を帯びる現象を言います。
油性塗料や熱可塑性樹脂塗料に見られます
モノマー（ものまー）
モノマーとは、単量体です。重合反応によって、重合体を合成する際の原料の事です。
この際に、合成された重合体をポリマー（高分子）と言います。
即ち、塗料樹脂は各種、モノマーを重合させた高分子材料です。
（一般に、高分子になればなるほど、分子量が増え、性能が上がりますが、塗料化は難しくなります。）
貰い錆（もらいさび）
貰い錆とは、本来錆びない金属が、異なった金属の接触や鉄粉などの付着によって、錆びてしまう事。
または錆びた様に見える事を言います。
藻類（もるい）
藻類とは、屋根や壁などの、特に北側の湿気の多いところに発生しやすい。
苔との区別は厳密には区別されていない。餌となる有機物がなければ増殖しない。
模様塗り（もようぬり）
模様塗りとは、複層仕上塗材において主材の基層塗りが乾燥した面に凸凹模様等を付ける為に塗る事を言います。
モルタルコテ押え（もるたるこておさえ）
モルタルコテ押えとは、モルタル（セメント・砂・水を練り合わせたもの）で下塗、中塗を行い、上塗用のモルタルを塗り付けた後、金コテで表面を強く押さえて滑らかに仕上げる工法です。
モルタル防水（もるたるぼうすい）
モルタル防水とは、セメント、砂、水を練り、防水材を混合し、施工する防水層の事です。
モールディング（もーるでぃんぐ）
モールディングとは、見切りや家具に付けられる帯状の装飾的な部材の総称の事です。
門（もん）
門とは、門柱と門扉を合わせて門と呼びます。