
塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 「し」から始まる塗装用語「聚楽壁」、「新生瓦」、「真溶剤」等を記載しています。
JASS
JASSとは、建築工事の標準化を目指し、日本建築学会が工事別に分類して定めた仕様です。
我が国の権威ある標準仕様として諸官公庁、および民間の設計建設会社がこれを採用しています。
シアン(しあん)
シアンとは、色名のひとつです。
明るい青色。寒色の1種類。 色の三原色のひとつです。
GL(じーえる)
GL(ジーエル)とは、グランド・レベルの事で、地面の位置を表す言葉です。
紫外線吸収剤(しがいせんきゅうしゅうざい)
紫外線吸収剤とは、紫外線防止剤とも呼ばれます。
紫外線吸収剤の機能として、塗膜が劣化する原因となる紫外線の大部分を吸収する機能があります。
建築塗料には、ペンゾフェノン誘導体、ペンゾトリアゾール誘導体が使用されます。
四三酸化鉄(しさんかてつ)
四三酸化鉄とは、鉄黒等と呼ばれる安定した性能を持つ無機顔料です。
四三酸化鉄は、安価で、耐熱性、耐アルカリ性に優れており、エマルション系塗料や耐熱塗料等に使用されています。
JIS(じす)
JISとは、工業標準化に基づき、鉱工業製品の品質を定め、これを調査会の議決をもって指定商品化し、通産大臣の許可を得て表示します。品質管理の安定が目的です。
止水テープ(しすいてーぷ)
止水テープとは、水漏れを止める粘着テープの事です。
JIS慣用色名(じすかんようしきめい)
JIS慣用色名とは、日本工業規格(JIS)で規定している物体色の色名(JIS Z 8102:2001)です。
主に工業製品に対して用いられる色の名前であり、269色が規定されています。
沈み目地(しずみめじ)
沈み目地とは、レンガやタイルなどの表面よりも低く施工された目地の事を言います。一方、表面に合わせて施工された目地を「平目地」と言います。。
磁器タイル(じきたいる)
磁器タイルとは、良質の原石と少量の粘土を主原料として、焼成温度1250℃以上の高温で焼かれたタイルの事です。
緻密で吸水性が殆どなく、叩くと金属製の澄んだ音がします。
外装タイル、モザイクタイルに多いです。
扱く(しごく)
扱くとは、パテ等を薄く展ばすという意味です。
自己洗浄型塗料(じこせんじょうがたとりょう)
自己洗浄型塗料とは、塗膜が継時的に変化し、雨水などにより、汚れが塗膜成分と一緒に洗い流されるセルフクリーニング機能を発揮する塗料の事です。
指触乾燥(ししょくかんそう)
指触乾燥とは、塗装した面を、指で触っても塗料が付かなくなる程度の乾燥状態の事を言います。
自然乾燥(しぜんかんそう)
自然乾燥とは、塗料を常温の空気中で乾燥させる方法の事です。
自然塗料(しぜんとりょう)
自然塗料とは、植物樹脂や植物油を使った天然素材をバインダーにした塗料です。
主に木部用に使われています。DIYを中心に広まってきています。
中には、自然塗料と称して、揮発性有機溶剤をかなり含有させたものを販売している事があるので、注意が必要です。
下請け(したうけ)
下請けとは、発注者から仕事を請け負った会社(元請け)から、その一部あるいは全部の仕事を請け負う事。
最近は「協力会社」とも言われます。
下地補修(したじほしゅう)
下地補修とは、凸凹や欠損、ピンホール等を削ったり、埋めたりして下地を整える事を言います。
下地補修の程度が完成後の美観に大きく影響します。
下塗り(したぬり)
下塗りとは、塗装、防水工事等で上塗り材の接着力の向上、補強として塗られる塗材の事です。
下端(したば)
下端とは、物や部材の下の部分の事を言います。
Cチャン(しーちゃん)
Cチャンとは、C型チャンネルの事です。=C型鋼。
軽量下地のC型材を指す場合もあります。
下端(したば)
下端とは、物や部材の下の部分の事を言います。
漆喰壁(しっくいかべ)
漆喰壁とは、消石灰にスサを加えて糊で練った左官仕上げ壁の事です。
シックハウス症候群(しっくはうすしょこうぐん)
シックハウス症候群とは、近年、室内空気汚染、シックハウス症候群、化学物質化敏症等、色々な呼び方で言われている建築用語、または症候のひとつです。
居住者が建物の原因でめまい、吐き気、頭痛、平衡感覚の失調、呼吸器官疾患等、色々な症状が現れ、体の不調を感じる事が大きな社会問題となっています。
湿気硬化型ウレタン塗料(しっけこうかがたうれたんとりょう)
湿気硬化型ウレタン塗料は、ウレタン樹脂の中で遊離のイソシアネート基を含む初期重合型の1液型で塗装する事によって、このイソシアネート基が空気中の水分と反応し、架橋硬化します。
塗膜性能は、2液型のウレタンと同等で優れた性能を持っています。
シート防水(しーとぼうすい)
シート防水とは、伸縮性がある塩化ビニル樹脂系、合成ゴム系、エチレン酢ビ系などの高分子シートを接着剤で接着する工法です。主にベランダや陸屋根(傾斜のない平面の屋根)などで使用される防水工法です。
施工に関しては、専門の高度の技術が必要です。
ジプトーン(じぷとーん)
ジプトーンとは、吉野石膏株式会社の化粧石膏ボードの商品名で、トラバーチン模様の洋風天井用化粧せっこうボードの事です。事務所、店舗等あらゆる種類の建物の天井に使用されています。
ジプトーンのサイズは、455mm×910mm、910mm×910mm、厚み9.5mmで、ホルムアルデヒドを吸収・分解する性能を付加したジプトーンも商品化されています。
しま
しまとは、塗膜に生じるしま模様の事です。
死膜(しまく)
死膜とは、塗膜が密着していない事を言います。
縞鋼板(しまこうはん)
縞鋼板とは、鋼板の表面に押し型の突起が付いた鋼板の事です。
縞鋼板は、主に各種建築物の床面バス・トラック・特殊車両・鉄道車両の床等に使われます。
締まり(しまり)
締まりとは、塗料の乾燥過程を表す言葉で、指触乾燥から、硬化乾燥に至る過程の事を言います。
シミ止めシーラー(しみどめしーらー)
シミ止めシーラーとは、素地や下地に付着したタバコのヤニ等を抑え込む為のシーラーです。
シミ止めシーラーには、水生型と溶剤型があります。
遮音性(しゃおんせい)
遮音性とは、空気伝送音や固体伝送音を遮断する性能の事を言います。
弱溶剤(じゃくようざい)
弱溶剤とは、明確な定義はありません。
脂肪族炭素系有機溶剤(ミネラルスピリット等)を主成分とする混合溶剤です。
一般的には、臭いがマイルドで、人体への害は少ないです。
塗料用シンナーで希釈するものを、弱溶剤系塗料と言います。
遮熱塗料(しゃねつとりょう)
遮熱塗料とは、塗料を塗装すると、省エネ効果がある塗料で、夏期の太陽熱を反射させ、温度の上昇を防ぎ、室内環境の向上、冷房費の節約に役立ちます。
遮熱塗料には、ベースコートに中空バルーンを含ました複層仕上げになるものと、トップコートに遮熱含量が含まれる物の2種類があります。
各メーカー大体、15~18℃位下がると説明されています。
室内温度にどの位影響するかと言いますと、約1~2℃の緩和効果あります。
ジャブ(じゃぶ)
ジャブとは、塗装職人さんが使用する用語の一つで、石油の事を「ジャブ」と言います。
シャブい(しゃぶい)
シャブいとは、塗装職人さんが使用する用語の一つで、塗料の粘度が薄い事を「シャブい」と言います。
シャリ(しゃり)
シャリとは、塗装職人さんが使用する用語の一つで、薄手の養生ビニルシートの事を言います。
ジャンカ(じゃんか)
ジャンカとは、左官屋さんが使用する、建築工事に関する用語の一つで、コンクリートの打設中に、コンクリートが充分に行き届かずに、コンクリートの空洞が出来る現象の事を言います。躯体の美観性と耐久性に影響します。
重金属(じゅうきんぞく)
金属類とは、鉛、クロム、カドミウム、水銀、砒素の事です。(日本塗料工業会)
シュウ酸(しゅうさん)
シュウ酸とは、カルボキシル基二個が結合したカルボン酸です。化学式はC2H2O4です。
普通二分子の結晶水を持ち、三角錐状の結晶で昇華性があり、水に溶けやすい性質です。
植物界にカルシウム塩・カリウム塩として広く分布しています。分析試薬、還元試薬、木材の漂白で使われます。
収縮亀裂(しゅうしゅくきれつ)
収縮亀裂とは、塗膜や防水シートが収縮する事によって、亀裂が入る事です。
原因としては、ウレタン防水材に希釈材を過剰に入れ施工した場合、経年の熱伸縮等が挙げられます。
収縮色(しゅうしゅくしょく)
収縮色とは、物を小さく見せる効果がある色の事です。
収縮色の類似語として、「後退色」があります。ちなみに収縮色の反対語は、「膨張色」です。
集成材 (しゅうせいざい)
集成材とは、接着剤で多数の木片を貼り合わせた、厚く長い部材の事です。
充填(じゅうてん)
充填とは、隙間に物を詰める事を言います。
充填材(じゅうてんざい)
充填材とは、パテ、フィラー、接着剤等に加える事で、作業性や強度、遮蔽性等を改良する為の無機または有機質の粉末材料の事を言います。
パテ、各種フィラー、各種コーキング、シーラントの意味で使用する場合もあります。
18mm(じゅうはちみり)
18mmとは、養生に使われる一般的なマスキングテープの幅の事です。
建築塗装では12mmから24ミリ幅程度のものが使われます。
縮合(しゅくごう)
縮合とは、二つ以上の分子が、水、または他の単一物質を分離し、結合する化学反応の事を言います。
樹脂サッシ(じゅしさっし)
樹脂サッシとは、断熱性・気密性に優れた塩化ビニル製で作られたサッシの事を言います。
熟成時間(じゅくせいじかん)
熟成時間とは、2液型塗料の中には、硬化剤と塗料を混合してから一定時間放置して塗装に適した状態にする必要がある塗料があります。その時間の事を「熟成時間」と言います。
酒精ワニス(しゅせいわにす)
酒精ワニスとは、脂類を揮発性の溶剤に溶かしてワニスの事です。
酒精ワニスには、溶剤として酒精(エタノール、エチルアルコールとも言う)を用いたものも含まれます。
聚楽壁(じゅらくかべ)
聚楽壁とは、和風建築の土壁の仕上げの1つで、豊臣秀吉が京都に建てた聚楽台付近で産出された土を用いた為、この名が付いたと言われています。
竣工(しゅんこう)
竣工とは、工事が完成する事です。
落成。反対語は起工。フタル酸エステルは、プラスチック製品や接着剤の樹脂を柔らかくする為の可塑剤の事です。
塩化ビニール製のものからは、必ずフタル酸エステルが放出されていると考えて良いです。
竣工図(しゅんこうず)
竣工図とは、施工過程での変更等を最終的に修正した設計図面の事を言います。
ジョイント(じょいんと)
ジョイントとは、継ぎ目、合わせ目の事です。
衝撃強さ(しょうげきつよさ)
衝撃強さとは、1回の打撃によって、試験片の接合部を破壊するのに必要なエネルギーで表された強さの事です。
蒸気清浄(じょうきせいじょう)
蒸気清浄とは、スチーマー等による蒸気噴流によって、金属製品から表面汚染を除去する清浄方法です。
仕様書(しようしょ)
仕様書とは、図面に表記出来ない細部の事項をまとめた文章の事です。
使用材料施工方法等、工事施工に際し、履行すべき技術的要求を記載しています。
定盤(じょうばん)
定盤とは、パテを練り、パテ付する際にパテを載せて片手で持つ板の事を言います。
常用(じょうよう)
常用とは、一定の期間において継続的に雇われる作業員の事です。
また、仕事の出来高に関係無く、勤務時間や日数に応じて支払う方式です。
または、その労働者の事をいいます。
道義の用語では、常傭(じょうよう)があり、元請けが、下請け業者に、契約条件以外の仕事を提供し、施工する作業員の事を指します。
職人(しょくにん)
職人とは、工業的作業において、熟練した技術を持つ人の事を指します。
広義ではその他の業種も含まれる事もあります。
また、必ずしも熟練していなくても職人に含まれる場合もあります。
触媒(しょくばい)
触媒とは、そのもの自体は化学的に変化せずに、硬化反応を促進する物質の事を言います。
助溶剤(じょようざい)
助溶剤とは、溶解力から溶剤を分類した際の呼び名の一種です。
単独では樹脂や繊維素を溶解しませんが、真溶剤と組み合わせる事によって、溶解力が増す性質を持つ溶剤の総称です。
所要量(しょようりょう)
所要量とは、塗装する面を仕上げるまでの単位当たりの塗料総量の事を言います。
塗料のロスも含まれます。
シーラー材(しーらーざい)
シーラー材とは、施工において、下地への吸い込み防止、耐アルカリ性、密着性を向上させる等の目的を持って使われる下塗り材の事です。
白木仕上げ(しらきしあげ)
白木仕上げとは、塗装による濡れ色が出ず、生地の色がそのまま表現され、あるいは強調される何も塗ってない様な感じに仕上ります。手垢等の汚れを防ぎ、白さが長持ちします。
塗料は、無黄変タイプのクリア塗料を使用する事が条件になります。
シラン系浸透撥水剤(しらんけいしんとうはっすいざい)
シラン系浸透撥水剤とは、アルコキシシラン樹脂を主成分としたコンクリート、モルタル用の浸透撥水剤です。
シーラント(しーらんと)
シーラントとは、コーキング材、シーリング材と同じ意味です。
シリカ(しりか)
シリカとは、二酸化ケイ素(SiO2)、若しくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
シリカという呼び名の他に無水ケイ酸、ケイ酸、酸化シリコンと呼ばれる事もあります。
純粋なシリカは無色透明ですが、自然界には不純物を含む有色のものも存在します。
自然界では長石類に次いで産出量が多いです。
鉱物として存在する他、生体内にも微量ながら含まれます。
工業分野・化粧品・医薬品・食料添加物等と広い分野で使用されています。
シリカ白(しりかしろ)
シリカ白とは、無水ケイ酸の事です。
ホワイトカーボン、微粉シリカとも呼ばれています。
エポキシ樹脂塗料の顔料沈降材や溶剤塗料のフラットベース、シリコンを作る際の原料としても使用されます。
純粋なシリカは無色透明ですが、自然界には不純物を含む有色のものも多く存在します。
自然界では、長石類に次いで産出量が多いです。
シリカは鉱物として存在する他、生体内にも微量に含まれています。
シリコン、シリコーン樹脂(しりこんじゅし)
シリコン、シリコーン樹脂とは、ケイ素(シリコン・シリコーン、si)を主成分とする合成樹脂で、塗料や接着剤の原料となります。
シリコン樹脂の主な特徴は、耐紫外線、耐熱に優れ、高い耐久性を持っています。
また、アクリルシリコン系の塗料は、フッ素樹脂に近い優れた耐久性を持ち、コストパフォーマンスの面でもよく評価されています。
シリコーン系シーリング材(しりこーんけいしーりんぐざい)
シリコーン系シーリング材とは、シーリング材の1つです。
1成分形と2成分形があり、オルガノポリシロキサンを主成分とし・耐候性・耐熱性・耐疲労性に優れたシーリング材です。
シリコーン系シーリング材の1成分形は、主に空気中の水分によって硬化する為、表面層から硬化開始するのに対し、2成分形は、基剤と硬化剤を練り混ぜる事によって、均一に反応硬化し、優れた物性を発揮するシーリング材です。
主にシリコーン系シーリング材は、ガラス周りや水周りに用いられますが、建物外壁や貫通部周り等に使用すると油分が外壁を汚してしまったり、表面に塗装が付着しません。
シリコーン系シーリング材の上から塗装する際には、シリコン用プライマーの塗布が必要です。
シーリング工事(しーりんぐこうじ)
シーリング工事とは、金属カーテンウォールの接合部、窓ガラスの固定、壁石の化粧目地等に、シーリングガン(コーキングガン)で防水性の高いシーリング材を打ちます。
デザイン重視の建物等は、防水対策をシーリング材に頼る傾向があります。
接着面の清掃、接着剤としてのプライマーの選択等行き届いた施工が求められます。
シーリング材を構造的に利用したガラスの施工法も開発され、シーリング工事は、ますます重要な職種になっています。
シーリング材(しーりんぐざい)
シーリング材とは、ひび割れを塞ぐ、気密性を保つ・水密性を保つという様な役割を持っています。
シールとは、密閉、目塗り、塞ぐという様な意味があります。
シーン光沢(しーんこうたく)
シーン光沢とは、(入射光を)見る角度によって、見掛け上つやなしの表面に見られる光沢の事を言います。
シルキング(しるきんぐ)
シルキングとは、乾燥塗膜の表面の上又は中に残された波紋様の絹状に見える極めて細かい平行な筋跡の琴です。
刷毛塗りやローラー塗装の際、最後の刷毛やローラーの運行の方向に現れる現象を言います。
白っぽい色(しろっぽいいろ)
白っぽい色とは、完全な白とは言えませんが、白の様な色の事を言います。
ジンクロメート(じんくろめーと)
ジンクロメートとは、防錆顔料の一種です。
読黄色の粉末で鉄および非鉄金属に対する防錆効果が優れています。
ジンククロメートを含む塗料は、劇物に該当するので、取扱いには十分注意が必要です。
伸縮調整目地(しんしゅくちょうせいめじ)
伸縮調整目地とは、コンクリートやモルタル下地の乾燥収縮や湿潤膨張による動き、地震や外荷重による変形、タイルやモルタル等の熱膨張による動きを吸収し、タイルのひび割れ、剥離を防止するために設けられる目地の事です。
親水性塗料(しんすいせいとりょう)
親水性塗料とは、塗膜の表面に付着した汚れを、水分で浮かせ雨水とともに流し落とす汚れにくい塗料。
新生瓦 (しんせいがわら)
新生瓦とは、コロニアル、ベスト製品等、スレート系化粧屋根材を指す総称の事です。
シンダーコンクリート(しんだーこんくりーと)
シンダーコンクリートとは、石炭殻などを混ぜたコンクリートの事です。
シンダーコンクリートは、軽いので屋上の直射光を防ぐ防熱層として厚く敷いて使用します。
芯々(しんしん)
芯々とは、材料の中心からもう一方の材料の中心までの寸法を指す意味です。
浸透型シーラー(しんとうがたしーらー)
浸透型シーラーとは、下地の表面強度を高める効果があるシーラーです。
塗装下地が脆弱な場合、使用します。
浸透型シーラーは、塗料の粘度が低く、透明なのが特徴です。
溶剤タイプ、弱溶剤タイプ、水性タイプがありますが、水性タイプの浸透型シーラーは溶剤タイプに比べ、浸透性が若干低いです。
シンナーぼかし(しんなーぼかし)
シンナーぼかしとは、ベースコートやクリヤー周辺部の塗装ミストを、シンナーで溶かす事です。
シンナーで溶かして滑らかにすると、塗装面の磨き作業が容易になります。
人研ぎ仕上げ(じんとぎしあげ)
人研ぎ仕上げとは、左官仕上げ技法のひとつです。
人研ぎ出し仕上げ仕上げとも言います。
シンメトリー(しんめとりー)
シンメトリーとは、建築デザインで、中心となる線に対して左右対称や上下が対称となる形態で、概念的には安定感のある形態の事です。
真溶剤(しんようざい)
真溶剤とは、樹脂や繊維素など塗料成分の溶解力が最も強い溶剤の総称です。
真溶剤は、一般に酢酸エステル類やケトン類の溶剤が多いです。
しわ
しわとは、塗装に関する不具合で使われる用語の一つで、厚塗りしたり上乾きした場合に下塗りの乾燥が不十分などの場合に塗膜表面がしわになる現象の事です。