塗装・塗料・塗り替え用語辞典「え」から始まる塗装専門用語集

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塗り替え工事の用語辞典

塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 「え」から始まる塗装用語「塩化ビニルエマルション」、「エイジング塗装」、「A.L.C」等を記載しています。

「え」から始まる用語

エアスプレー(えあすぷれー)

エアスプレーとは、塗料を霧状に噴出して塗装する塗装器具です。

エアーダスター(エアブロー)(えあーだすたー(えあぶろー))

エアーダスターとは、補修箇所のホコリやゴミを高圧力のエアで吹き飛ばす器具です。
研磨粉やほこりを除去する作業をエアブローすると言います。

エアレス(えあれす)

エアレスとは、塗料を高圧に加圧し、小口径から塗料を噴出して吹き付け塗装する塗装器具です。

エイジング塗装(えいじんぐとそう)

エイジング塗装とは、特殊塗装の一種で、壁面や柱・ドア等を何年も前からそこにあったかの様に、アンティークなテイストに塗装する施工方法です。

A.L.C(えーえるしー)

A.L.Cとは、オートクレープ高温高圧蒸気の養生して作られる気泡コンクリートの事です。
軽量で耐火性断熱性に優れています。主に壁面材等に使われます。

エクステリア(エクステリア)

エクステリアとは、門、扉、塀、物置、カーポート、フェンス等、住宅の外回りの設備の事です。
広義では、ガーデニング用の設備・建材やウッドデッキ等までをエクステリアに含むケースもあります。インテリアに対する対語です。

エコマーク(えこまーく)

エコマークとは、環境への負担が少なく、環境保全に役立つ商品である事を示すマークです。

エコロジー(えころじー)

エコロジーとは、本来は「生態学」を意味します。
近年は「エコロジカル・ライフ」を「環境にやさしい生活」と訳す等、環境保全や地球環境に負荷を掛けないという意味に用いられる事が多いです。

SOP(えすおーぴー)

SOPとは、合成樹脂調合塗料の事です。
不透明仕上げの合成樹脂塗料で、合成樹脂のフタル酸を用いて、油性調合ペイント塗(オイルペイント)の欠点である、乾燥時間の長さや表面の劣化・光沢等を改良したものです。
主に建物内外部の鉄部や内部の木部に用いられます。

エステル・ケトン系溶剤(えすてる・けとんけいようざい)

エステル・ケトン系溶剤とは、エステル結合を内部に持つ溶剤がエステル系溶剤で、ケトンを持つものがケトン系溶剤です。共に溶解力は大変大きく、塗料の真溶剤として使用されています。

エタノール(えたのーる)

エタノールとは、エチルアルコールの事で飲用アルコールの原料にもなりますが、工業用は変性してあります。
水に溶けます。 またエタノールは、酒類の主成分である為「酒精」とも呼ばれます。
速乾ワニス、ブチラール樹脂、エチルセルロースの溶剤として使われます。

エチルシリコン樹脂(えちるしりこんじゅし)

エチルシリコン樹脂とは、エチルシリコンの酸化物ポリマーの事です。
絶縁塗料、耐熱塗料として使用されています。

エチルセルロースラッカー(えちるせるろーすらっかー)

エチルセルロースラッカーとは、エチルセルロースを主成分にしたラッカーです。
容器、印刷インクペーパーコーティング等に使用されます。

エチレン(えちれん)

エチレンとは、オレフィン系炭化水素のうち最も簡単な物質です。
エチレンの特徴としては、無色でかすかに甘いにおいのある可燃性気体です。
化学式 「C2H4」です。
工業的にはエタンの脱水素または石油のクラッキングによって得られます。
反応性に富み、ポリエチレン、エチレンオキサイド、スチレン等、様々な有機化学製品の原料となります。
また、植物ホルモンの一種で、果実を成熟させたり、落葉を促進したりする働きがあります。

エチレングレコール(えちれんぐれこーる)

エチレングレコールとは、最も簡単な二化アルコールです。
アルキド樹脂製造の際の多化アルコールとして、溶解性向上剤、内部可塑性付与材等として利用されています。
また、エマルション塗料の凍結防止剤としても使われています。

エチレン酢酸ビエマルション塗料(えちれんさくさんびえまるしょんとりょう)

エチレン酢酸ビエマルション塗料とは、エチレンと酢酸ビニルを共重させ作られた塗料です。
酢酸ビニルエマルション塗料に比べ耐水性、耐アルカリ性が優れています。

エッグシェル(えっぐしぇる)

エッグシェルとは、半ツヤの塗膜状態の事です。5分ツヤ有り=卵の殻

エッチングプライマー(えっちんぐぷらいまー)

エッチングプライマーとは、ブシラール樹脂、クロム酸塩、リン酸等を主成分とする金属表面処理用塗料の事です。
金属面にリン酸皮膜を形成して塗料の付着性を向上させ、錆止め効果があります。
短期暴露型で系金属や 亜鉛メッキ面に有効なタイプと長期暴露型で次工程塗装まで数か月の屋外暴露に耐える鋼材用があります。

エナメル(えなめる)

エナメルとは、顔料を含む塗料の総称です。

NAD塗料(えぬえーでぃーとりょう)

NAD塗料とは、「非水分散型塗料」の略です。 NAD塗料は、塗料の粘度が低く、一回の塗装で厚塗りができ、塗装の作業性が良いのが大きな特徴です。
NAD塗料は、水を溶媒としている合成樹脂エマルションペイント(EP)に比べて素地への付着性や、結露水などに対する耐水性が高く、ヤニ止め効果にすぐれているのが特徴で、改修工事・新築工事で幅広く使用されます。

荏の油(えのあぶら)

荏の油とは、エゴマ(荏胡麻、シソ科の一年草)の種子から採った油で油紙・雨傘等に塗られていました。

FRP(えふあーるぴー)

FRPとは、Fiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)の略称です。
一般にプラスチック系の材料として分類されますが、その特性はむしろ金属系の材料や木材の特性に匹敵し、比重に対する強度の割合が大きい為、「鉄より強く、アルミよりも軽い」材料として、広く活用されています。
金属や木材と違い、成形工場で樹脂とガラス繊維を組み合わせて材料を合成するので、強化材の割合を加減したり、樹脂の種類を選ぶ事によって要求特性に応じた製品を得る事が可能です。
また、錆びたり、腐ったりしないので、普通に使えば長持ちします。
その間、面倒な保守管理も殆ど必要が無いほど便利な材料です。
過って破損する事があっても、補修する事が出来るのも大きな特徴で、プラスチック系材料の中では他に類の無い、FRPの良い点です。

エフロエッセンス(えふろえっせんす)

エフロエッセンスとは、石材やコンクリートの表面にできる白い結晶の事です。白華とも言います。
ひび割れから侵入した雨水等が、コンクリート内の水酸化石灰と加水分解したものです。
塗り替え工事の際には、このエフロエッセンスを完全に除去する必要があります。

エポキシイソシアネート塗料(えぽきしいそしあねーととりょう)

エポキシイソシアネート塗料とは、エポキシ樹脂とイソシアネート基の反応による架橋塗料で耐薬品性が優れています。

エポキシ樹脂(えぽきしじゅし)

エポキシ樹脂とは、1分子中に、エポキシ基を2個以上有する熱可塑性合成樹脂の事です。
エポキシ樹脂は、黄褐色の液体または、固体で分子量は300~8,000です。
比重は、1.15~1.20です。
ポリアミンや無水フタル酸で架橋硬化します。
塗料の他に、接着剤、電気絶縁材料等に使われます。
塗料としての特徴は、固着力に優れ、錆止め材、プライマー等に使われています。
但し、紫外線には強くない為、上塗り材としては不向きです。

エポキシ樹脂注入(えぽきしじゅしちゅうにゅう)

エポキシ樹脂注入とは、補修工事クラックカ所に穴を開け、その中にエポキシ樹脂を注入して、ひび割れを接着・補修するという工事です。
モルタルを塗り込む方法もあります。
いずれも基礎の耐震補強工事ではなく、補修工事の範疇です。
但し、基礎のクラックが4カ所以上ある等、劣化が著しい場合には、本格的な耐震補強工事が必要です。

エポキシ変成アルキド樹脂塗料(えぽきしへんせいあるきどじゅしとりょう)

エポキシ変成アルキド塗料とは、アルキド樹脂とエポキシ樹脂をコールドブレンドしたものです。
耐水性、耐薬品性、付着性が良くなりますが、アルキド系塗料に比べ、耐候性が低下します。
従ってエポキシ変成アルキド樹脂塗料は、主に下塗りや中塗りに使用されます。

エポキシ補修剤(えぽきしほしゅうざい)

エポキシ補修剤とは、躯体に出来たひび割れを補修する、エポキシ樹脂の補修剤の事です。
シール剤と注入剤の2種類があり、それらを混合させる事で反応硬化が進み、反応硬化が完了すると、コンクリートにも劣らない強固な硬さになります。

エマルション(えまるしょん)

エマルションとは、水に油脂や合成樹脂が数マイクロメートルの粒子径で分散し、懸濁している状態の事を言います。
エマルション樹脂を用いた塗料をエマルション塗料と言います。
一般的には、水で希釈し、塗装後には水の発散によって固化します。
表面には、ほとんどツヤが無い皮膜を作ります。
現在、他の樹脂を添加させる事によって、様々な機能を持たせたツヤありの等のエマルション系塗料があります。

MDF(えむでぃーえふ)

MDFとは、中密度繊維板の事を言います。

エラスタイト(えらすたいと)

エラスタイトとは、アスファルト系の成型板の事です。
土間コンクリートや道路などの伸縮目地材として使われています。

エラストマー(えらすとまー)

エラストマーとは、一般的に常温でゴム類の様な弾性の顕著な高分子材料の事を言います。
可塑性の顕著な「プラストマー」の対語です。

塩化ゴム塗料(えんかごむとりょう)

塩化ゴム塗料とは、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、イソプレンを芳香族炭化水素系溶剤に溶解し、DBP、塩化パラフィン等の可塑剤にアルキド樹脂等を加えて、付着力や硬さなどを改善し顔料を分散混合した塗料の事です。
耐水性、耐候性に優れ、橋梁や船舶等に使われています。

塩化ビニルエマルション(えんかびにるえまるしょん)

塩化ビニルエマルションとは、塩化ビニルの強靱性、耐薬品性と酢酸ビニルの付着性、可塑性を活かした合成樹脂です。
塩化ビニルエマルションは、印刷インクとしての発色性に優れ、難燃性である事等から、主に接着剤、壁紙(塩ビクロス)の用途で使用されています。

塩化ビニル系シート防水(えんかびにるけいしーとぼうすい)

塩化ビニル系シート防水とは、塩化ビニル樹脂系のシート状の材料で構成された防水工法です。
塩化ビニルシートは、屋外での日光による紫外線、熱、オゾンに対し優れた耐久性を持っています。
下地の種類や状態、使用される用途によって接着工法と機械的固定工法があります。
なお、シート系防水では立ち上がり防水端末の設計がとても重要になってきます。
防水端末をシーリング材のみに頼る仕様は、シーリング材が劣化すると雨水がシートの裏側に入り込んでしまい、雨が漏れる原因となるので、施工の際には細心の注意が必要です。

塩化ビニル樹脂(えんかびにるじゅし)

塗料用の塩化ビニル樹脂とは、酢酸ビニルやマレイン酸エステルを共重合させたものです。
塩化ビニル樹脂系塗料の品質規定は、JIS5982の1種、2種に規定されています。
1種は屋内のコンクリート、モルタル、木材、石綿スレートに耐薬品性が求められる品質規定です。
2種については、屋外のコンクリート、モルタル、石綿スレート、金属に耐薬品性、耐湿潤、耐温、耐冷熱、耐候性が求められる品質規定です。
なお塩化ビニル樹脂系の塗料は、金属に対する付着性が良くない為、必ずプライマーの塗装が必要です。

えんこ

えんことは、作業途中で故障等が起こり、工事が一時中断する事です。

臙脂色(えんじいろ)

臙脂色とは、濃い紅色の事を言います。

遠心除滴(えんしんじょてき)

遠心除滴とは、浸し塗りの際、被塗装体を塗料に浸して引き上げた後に、塗装したものを振り回して遠心力で余分の塗料を除き取る操作の事を言います。

鉛丹(えんたん)

鉛丹とは、光明丹(こうみょうたん)とも呼ばれ、四酸化鉛を主成分とする赤みかかったオレンジ色の無機顔料です。
鉛丹は、鉄鋼に塗装する錆止め顔料として広く使われていました。

鉛丹錆止めペイント(えんたんさびどめぺいんと)

鉛丹ジンクロ錆止めとは、鉛丹錆止めペイントに更に防錆力の強い「ジンクロメート」を加えた錆止めペイントの事です。

鉛丹ジンクロプライマー(えんたんじんくろぷらいまー)

鉛丹ジンクロプライマーとは、「鉛丹ジンクロ錆止め」の別の呼び名です。