塗装・塗料・塗り替え用語辞典「あ」から始まる塗装専門用語集

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塗り替え工事の用語辞典

塗装屋さん、建築屋さんが使う「塗装用語」「塗料に関する用語」「塗装工事に関する用語」「塗り替え工事に関する用語」「塗装職人が使う現場用語」「塗装道具」「建物の部位名称」などを分かりやすく専門用語を50音順で事典風に「住まいの塗り替え専門店」小林塗装がまとめました。

工事内容の説明や、見積書、塗料の性能や成分など、普段では使われない難解な専門用語は、一般のお客様でもできるだけ分かり易く、意訳する様にしました。
塗装・塗り替えの専門用語辞典としてぜひご活用ください。
(記載内容を知る事で、より塗装工事が分かり易くなると思います。)
なお「塗装用語・塗り替え用語辞典」の内容は、随時加筆・更新していきます。

「あ」から始まる用語

アイボリー(あいぼりー)

アイボリーとは、色の一つです。象牙(象の門歯)のことで、象牙の色がアイボリーと呼ばれます。
淡く黄色がかったやや灰味の白色で、クリーム色を更に薄くした様な色です。アイボリーホワイトとも呼ばれます。

合番(あいばん)

合番とは、何かの作業の時に全く異なる業種の人が立ち合う事。もしくは、作業の相方という意味です。

相見積り(あいみつもり)

相見積りとは、数社から見積りを取って、その中から業者を決める事です。
メリット:競争原理により、費用の抑制が出来ます。
デメリット:過度の競争が手抜き工事につながる・発注者にある程度の知識が無いと混乱・トラブルの元になります。

アウトリガー(あうとりがー)

アウトリガーとは、足場倒壊防止の柱を言います。

亜鉛華(あえんか)

亜鉛華とは、亜鉛白とも呼ばれています。亜鉛華は、酸化亜鉛を主成分にしている白色顔料です。
亜鉛華は、調合ペイント、長油型アルキド樹脂塗料、油溶性フェノール塗料など白色顔料使用されています。
亜鉛華は、紫外線を吸収するので耐候性に優れ、また乾燥性にも優れています。

亜鉛化黄(あえんかおう)

亜鉛化黄とは、錆止め顔料でジングイエロー、ジンククロメートとも呼ばれています。
亜鉛化黄の主成分はクロム亜酸化鉛です。
鮮明な淡い黄色の色調ですが、着色力は低いので、着色顔料としてはほとんど使用されていません。

亜鉛末(あえんまつ)

亜鉛末とは、粉状の亜鉛の事です。
ブルーパウダーとも呼ばれます(粉末では青みがかった色にみえる為。)
亜鉛末は、錆止め顔料の一つで、粉末で隠ぺい力が高いのが特徴です。
造造船・橋梁・地上のタンク等の構造物の下塗りに使用されます。

亜鉛メッキ(あえんめっき)

亜鉛メッキとは、電気亜鉛メッキ、浸漬亜鉛メッキが代表的で、防錆力が優れています。
特にクロメート処理した亜鉛メッキは非常に防錆力が優れています。

青カビ(あおかび)

青カビとは、青いカビの事で、石膏ボード、合板の変色、ビニルクロスの黄変、腎臓病の原因になります。

青竹(あおだけ)

青竹とは、「マラカイトグリーン」「岩紺青」の事です。
染色性に優れるのですが、耐候性が良くなく退色しやすいです。
また、青竹は、天然に産する弘雀石を焼いて作ったもので暗緑石の着色顔料です。

赤(あか)

赤とは、色彩学上で言いますと5Rの事です。

赤カビ(あかかび)

赤カビとは、赤いカビの事で、ビニルクロス、電気器具の変質の原因になります。

赤さび(あかさび)

赤さびとは、鉄材の表面に生じる赤色の錆の事です。
赤錆の主成分は、水酸化第2鉄と言われています。
水酸化第2鉄は、酸化第2鉄に水の分子が結合したものです。
黒色の酸化鉄は五酸化鉄で黒錆と言われ、安定しており酸化は進みません。それに比べて三酸化鉄は、不安定で、さらに酸化と侵食が進みます。

赤錆色(あかさびいろ)

赤錆色とは、JIS Z 8102の慣用色名で9.0R3.5/8.5です。

 

上がり框(あがりかまち)

上がり框とは、玄関、勝手口等、床の出入り口の端部に設け、床板の見切りと保護をする為の縁木の事を言います。

あく洗い(あくあらい)

あく洗いとは、建築木部の雨漏りやシミ汚れ、焼けなど薬品を使用して洗い、元に近い状態に戻す事を言います。

悪臭防止法(あくしゅうぼうしほう)

悪臭防止法とは、規制をつくり、生活環境を工事や事業所の生産活動に伴って発生する悪臭から守り、住民の健康を保護する法律の事です。

悪徳リフォーム(あくとくりふぉーむ)

悪徳リフォームとは、悪徳リフォーム会社を指す言葉です。
契約金額が500万円未満のリフォーム工事の場合は、建設業許可無しで出来る上、建築構造を考える必要無いので素人でも出来ます。
このような理由から、取分け訪問販売で高齢者や知的障害者を相手に、強引に高額・不必要な契約を行い、契約後も粗雑工事により客を騙す、自宅を競売にかけられる等の悪徳業者が存在します。
なお、悪徳リフォームの予防には契約の取り消しが可能になる成年後見制度の利用が可能です。
また、訪問販売の一種である場合、業者より書面を受領した日から起算して8日以内であれば、工事が開始あるいは完了していても原則的にクーリングオフが可能で、無償で現状復帰させる事も可能です。
こういった経緯により、国民生活センターから、消費者へのアドバイスとして訪問販売によるリフォーム工事はできるだけ契約しない事という発表が2002年8月21日付けで行われました。

アク止め(あくどめ)

アク止めとは、コンクリート、モルタル等のセメント系被塗装物から、析出するアルカリを止める
(アルカリ析出抑止剤)事を言います。
現在使用しているのシーラー材、各種の外壁上塗り材には大体、アク止めが配合されています。

アアクリルウレタンHALS系保護仕上塗料 (あくりるうれたんはるすけいほごしあげとりょう)

アクリルウレタンHALS系保護仕上塗料とは、ウレタン結合を有するアクリル樹脂に、HALS(高分子光安定剤)を配合させた塗料の事です。
耐候性に優れる等と言った特徴を持っています。

アクリル系シーリング材(あくりるけいしーりんぐざい)

アクリル系シーリング材とは、硬化すると弾性体になり湿った箇所にも使用可なシーリング材です。
主に新築時のALCのパネル目地などに使用されますが、耐久性があまりなく肉やせが大きい。
アクリル系シーリング材は、塗装可能ですが、室内塗装以外ではほとんど使われません。

アクリル系タイル吹き付け(あくりるけいたいるふきつけ)

アクリル系タイル吹き付けとは、吹きつけ仕上げの一つです。
タイル吹き付けという名称ですが、タイルを吹き付けるのではなく、仕上がり状態がタイル状に見える、アクリル樹脂系の厚塗り吹き付け塗料を使います。

アクリルゴム(あくりるごむ)

アクリルゴムとは、アクリル酸エステルを主体とする合成高分子で、充填剤や架橋剤等の配合物を添加する事によって、低温から高温の広い温度範囲にわたって、皮膜がゴム状の弾性性質を示す物の事です。

アクリル樹脂(あくりるじゅし)

アクリル樹脂とは、アクリルプラスチック、アセトン、苛性ソーダ等を主原料にした重合体の事です。
特徴としては、比重は小さく、硬度は高く、光透過性を持っています。
アクリル樹脂は、自動車から航空機、建築物まで幅広く使われています。

アクリルシンナー

アクリルシンナーとは、溶剤型のアクリル樹脂塗料用のシンナーです。ラッカーシンナーよりも乾燥がやや遅いです。

アクリルタイル(あくりるたいる)

アクリルタイルとは、外壁材に使用するアクリルエマルション系吹き付けタイル材の事です。

アクリル塗料(あくりるとりょう)

アクリル塗料(アクリル樹脂塗料)とは、アクリル系合成樹脂を主成分とする塗料全般を指します。
25年ほど前は、価格の安さと発色の良さなどで人気がありましたが、現在主流のウレタン樹脂やシリコン樹脂に比べ、屋外の環境での耐久性に乏しい事などの理由から、現在では塗り替え用の塗料として使われる例は少なくなっていますが、新築の外壁塗料としては、頻繁に使用されています。

アクリル変成アルキド樹脂(あくりるへんせいあるきどじゅし)

アクリル変成アルキド樹脂とは、油やアルキド樹脂の優れた作業性と湿潤性にアクリル樹脂の強度、耐薬品性、耐候性を組み合わせた樹脂です。
ラッカーの変性樹脂、架橋剤としてアミノ樹脂を使用して焼き付け塗装に利用されます。

アクリルラッカー(あくりるらっかー)

アクリル樹脂を用いたラッカーは、1950年代に開発されました。無色であり、透明で熱可塑性を持ちます。
アクリル酸誘導体の重合によって得られます。

空ける(あける)

空けるとは、塗装業界用語の一つで、「休み」、「休む」という意味です。

朝顔(あさがお)

朝顔とは、足場に付けられた落下物を防ぐよう斜め上を向いた防護柵の事です。

浅割れ(あさわれ)

浅割れとは、塗膜欠陥の一つで、塗膜に発生した割れが素地まで貫通していないのが浅割れです。

亜酸化銅(あさんかどう)

亜酸化銅とは、銅をアルカリ塩溶液で電解参加させるか、薄板、リボン状にした銅に水蒸気を当てながら高温で酸化させながら作られた物です。
亜酸化銅の特徴は、隠ぺい力に優れ、水に溶けず酸やアルカリに溶けます。
また、耐光性が良くなく、すぐに黒変します。
海藻、カキ、フジツボが付着するのを防止する効果がある為、船底防汚塗料に使用されます。

亜酸化鉛(あさんかなまり)

亜酸化鉛とは、錆止め顔料です。黄色、青、もしくは茶色かかった暗い灰色の顔料です。

亜酸化鉛錆止めペイント(あさんかなまりさびどめぺいんと)

亜酸化鉛錆止めペイントとは、亜酸化鉛を主成分にした錆止め塗料です。

アジアンテイスト(あじあんていすと)

アジアンテイストとは、アジア地域の雰囲気を住まいやインテリアに取り入れる事です。
籐や竹、麻やココヤシ製の家具、照明、内装・建具材等を採用し、東南アジア風やバリ島風等、1つのコンセプトに基づいてデザイン・コーディネートするケースが多いです。

足付け(あしづけ)

足付けとは、塗料の付着力向上の為、被塗物の表面に凹凸を付け、塗装の表面積を広げる為、研磨する事です。
サンドペーパー、粗目のコンパウンド等を用いて行います。「目粗し」とも言います。

足場(あしば)

足場とは、工事を行う際の架設作業床、作業員の通路、施工性の向上等が目的で作られます。
丸太足場、鋼管足場、枠組み足場等があります。構成により、一側足場、吊り足場等といった種類の足場もあります。

足場による塗装ムラ(あしばによるとそうむら)

足場による塗装ムラとは、足場の位置によって生じる塗装むらの事です。
足場作業での塗装しにくい場所で生じやすいです。
塗装ムラの主な原因としては、吹き付け角度、ガン距離を一定に保つ、塗継ぎ部分を一定にする事が困難になる為です。

足場一棟分(あしばいっとうぶん)

足場一棟分とは、住宅1棟分の足場材の事で1棟分の目安としては、掛け面積が約220㎡程度で壁面積で約200㎡です。
ちなみに延床面積で120㎡程度で計算したものです。但し、足場仮設が困難な場所等はその面積が増減します。

足場繋ぎ(あしばつなぎ)

足場繋ぎとは、躯体と足場を繋ぐ時に使う棒状の金具の事です。

足場作業主任者(あしばさぎょうせきにんしゃ)

足場作業主任者とは、足場の高さ5m以上のシステム足場、枠組足場、単管足場と吊り足場、張り出し足場の組立て解体及び変更作業では足場作業主任者の選任が必要となります。
作業主任者は、労働基準局長または、都道府県、労働基準局長の指定する者が行う足場の組立等作業主任者技能講習を終了した者に資格があります。

足場屋(あしばや)

足場屋とは、くさび緊結式足場の架け払いリース業及び、材料の支給、施工、解体を行う足場リース事業者の事を言います。

小豆色(あずきいろ)

小豆色とは、JIS Z 8102の慣用色名で8.0R4.5/4.5です。

アスファルト(あすふぁると)

アスファルトとは、石油の蒸留残渣として得られる黒色有機物です。

アスファルトプライマー(あすふぁるとぷらいまー)

アスファルトプライマーとは、アスファルト防水工事でモルタル下地に塗る液体の事です。
アスファルトプライマーは、アスファルトを揮発性溶剤に溶かして液状にして作られています。
下地表面に浸透して防水層である溶融アスファルトとモルタル下地の接着を良くする働きがあります。

アスファルトペイント(あすふぁるとぺいんと)

アスファルトペイントとは、瀝青室系塗料の事です。
コールタール、ギルソナイト、ブロンアスファルトをミネラルスピリット、軽油、ソルベントナフサ等で溶かしたものです。安価な耐酸、耐アルカリ性塗料としてコンクリート床や鉄骨に塗装します。
但し、耐久性が良くない為、あまに油、しなきり油等の乾性油場合によっては、フェノール樹脂、タルク等の体質顔料を加え、加熱処理を施し、耐候性と屈曲性の良い塗料を作ります。
これらの塗料を黒ワニス、シャーシブラックと言います。

アスファルト防水(あすふぁるとぼうすい)

アスファルト防水とは、アスファルトを含有させた不織布を用いた防水工法です。

アスべスチン(あすべすちん)

アスべスチンとは、アスベストを粉末にしたものです。 防火塗料、耐熱塗料、耐酸塗料の体質顔料に使われます。
また、塗料の顔料沈降防止剤に使用する事もあります。吸油、膨潤する性質があります。
アスべスチンの主成分は、ケイ酸カルシウムとケイ酸マグネシウムです。

アスベスト(あすべすと)

アスベストとは、石綿の事です。アスベストの主成分はケイ酸マグネシウムです。
熱・電気の不良導体で、防火・断熱、電気の絶縁効果がある為、外壁材、屋根材、天井材などに用いられていました。
なお、アスベストは、発ガン物質なので、その取り扱いには十分な注意と対策が必要です。

汗かき(あせかき)

汗かきとは、塗料の液状成分の一つ又はそれ以上が,乾燥した塗膜の表面にしみ出してくる現象の事を言います。

アセチルセルロースラッカー(あせちるせるろーすらっかー)

アセチルセルロースラッカーとは、ニトロセルロース(硝酸繊維素)の代わりにアセチルセノレロース(酢酸繊維素)を主成分にしたラッカーです。
ニトロセルロースラッカーに比べ、耐光性、耐熱性、耐溶剤性、耐油性が優れています。

アセトン(あせとん)

アセトンとは、有機溶媒として広く用いられる有機化合物で、もっとも単純な構造のケトンです。
両親媒性の無色の液体で、水・アルコール類・クロロホルム・エーテル類殆どの油脂をよく溶かす性質を持っています。
蒸気圧が20℃で24.7kPaと高い事から常温で高い揮発性を有し、強い引火性があります。
マニキュアの除光液やプラスチック系接着剤、塗料の溶剤、瞬間接着剤のはがし液等に使われます。

アゾ系顔料(あぞけいがんりょう)

アゾ系顔料とは、アゾ基を持つ顔料の総称で、マルーン、赤、オレンジ、黄色の顔料になります。
製法によって「溶性アゾレーキ顔料」「不溶性アゾ顔料」「縮合アゾ顔料」に分類されます。

遊び(あそび)

遊びとは、塗装職人さんが使う用語の一つで、余裕を持たせるという意味です。

頭金(あたまきん)

頭金とは、住宅の建築請負契約時や、土地・住宅の購入契約時に払う一時金の事です。
工事着手金や手付金とも言います。
一般的に、総建築費用や購入代金の2割程度を頭金として支払うケースが多いです。

契約後に工事着手金や手付金を支払い、その後、施主や購入者の都合で契約を解除する場合は、契約の内容にも依りますが、支払った手付金等を放棄する事になっています。これを「手付け解除」と言います。
一方、売り主等の都合で契約を解除する場合は、預かった手付金を2倍にして返還する事になっています。これを「手付けの倍返し」と言います。

あたり

あたりとは、塗装業界用語のひとつで、おおよその目安を指す言葉です。

あて木、あてゴム(あてぎ、あてごむ)

あて木(あてゴム)とは、パテやプラサフを平滑に研磨する為の器具の事です。
あて木(あてゴム)にペーパーを取り付けて作業を行います。プラスチック製品のあて木も販売されています。

後打ち(あとうち)

後打ちとは、塗装職人さんが使う用語の一つで、塗装した後にシーリング材を充填する事を言います。

アップスライダー

アップスライダーとは、伸縮式の梯子の事です。1段や2段のものが一般的ですが、3段の物もあります。
単に「スライダー」と呼ぶ場合もあります。

油ワニス(あぶらわにす)

油ワニスとは、エステルガム、コパール、ロジンフェノール変性樹脂などの樹脂を加熱溶解させ、あまに油、志那桐油等を乾性油を加え、ミネラルスピリット等の溶剤を加して作られたものです。
乾燥した油ワニスの塗膜は、光沢が良く、透明です。
油ワニスに含まれる乾性油が多いほど、乾燥時間は遅くなりますが、耐候性と耐水性に優れた塗膜になります。

天尾(あまお)

天尾とは、刷毛に使われる馬の尾の毛の事です。
天尾の毛質は、素直で毛先が揃いやすく弾力があります。主に油性塗料の刷毛に使われます。

雨押え(あまおさえ)

雨押えとは、雨水の浸入を防ぐ為に、外壁と開口部の上枠や、屋根と壁の立ち上がりの取合い等に取り付ける板材、若しくは雨水の浸入を防ぐ部位の事を言います。
また、雨押えは「雨仕舞い」とも呼ばれています。

雨仕舞い(あまじまい)

雨仕舞いとは、建物に雨水が浸入しない様、処置をする事です。水切り板を設置したりコーキングでシーリングしたりする事です。

亜麻仁油(あまにあぶら)

亜麻仁油とは、あまの種から採油される油です。あま油とも呼ばれます。
乾燥後の塗膜は、固く耐久性が良いのですが、リノレン酸を含んでいる為、黄変しやすいです。
主に、調合ペイント、フェノール樹脂ワニス、アルキド樹脂ワニスなどの自然乾燥型塗料等に使用されます。

アミノ樹脂(あみのじゅし)

アミノ樹脂とは、メラミンーホルムアルデヒト=メラミン樹脂の事です。
焼付けエナメル架橋材で、最も多く使われています。
塗料としては、野外の耐久性に乏しい為、野外の耐久性があまり必要とされない木製家具の塗料として使われています。
又、水や洗剤等の耐久性がある為、洗濯機の塗装用塗料としても使われております。

アームロック(あーむろっく)

アームロックとは、足場の建枠と建枠を連結した際、上下の建枠のジョイントが抜けない様に取り付ける金具の事です。

雨養生(あめようじょう)

雨養生とは、塗装用語で、塗装された塗料が雨で流れたり、雨の模様が、付かないようにブルーシートやビニールで養生する事です。
または、塗装面が濡れない様に養生する事も「雨養生」と言います。

洗い出し仕上げ(あらいだししあげ)

洗い出し仕上げとは、左官仕上げ技法の一つです。
種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、モルタルが完全硬化する前にブラシで洗い出して、自然な風合いが表現できます。

アルカリ性(あるかりせい)

アルカリ性とは、物質が水溶液中で塩基性を示す事です。赤色リトマスを青く変え、フェノールフタレインを赤くし、酸を中和します。アルカリ性の反対は、酸性です。

アルキド樹脂塗料(あるきどじゅしとりょう)

アルキド樹脂塗料とは、アルコールと酸の縮合反応によって生成する樹脂を用いた塗料の事です。
油の種類により自然乾燥型と熱硬化型があり、アミノ酸、アクリル樹脂などと併用され広範囲に使用されています。
速乾性、接着性、耐衝撃性、及び耐久性に優れています。
アルキド樹脂の欠点は、対アルカリ性に弱く、退色しやすい部分です。

アルコーブ(あるこーぶ)

アルコーブとは、壁面の一部をくぼませて作った空間の事で、マンションでは主に、共用廊下から少し後退させた各住戸の玄関前部分の事を言います。

アルコール系溶剤(あるこーるけいようざい)

アルコール系溶剤とは、メタノール、エタノールなど水酸基レOH)を持つ溶剤の総称です。
イソシアネート基と反応性があるので、ウレタン塗料には使用できません。

アルコールステイン(あるこーるすていん)

アルコールステインとは、木材の着色材の一種です。
アルコール溶性染料や塩基性染料をアルコールに溶かしたものです。
鮮明に仕上がるのが特徴です。アルコールステインは、オイルステインよりも安価で乾燥も早いのですが、木材の浸透性が大きく、木材が固いか柔らかいかで着色差が大きく出てしまうのが欠点です。

アルスター鋼板(あるすたーこうはん)

アルスター鋼板とは、溶着アルミメッキ鋼板のことです。
メッキ層がアルミの特性を持っています。
ちなみに、アルスター鋼板とは、ニスクの製品名です。

アルスター鋼板(あるすたーこうはん)

アルスター鋼板とは、溶着アルミメッキ鋼板のことです。
メッキ層がアルミの特性を持っています。
ちなみに、アルスター鋼板とは、ニスクの製品名です。

アルミサッシ(あるみさっし)

アルミサッシとは、アルミニウム合金製のサッシの事です。加工がしやすい事から、日本国内で広く使われています。

アルミニウム粉(あるみにうむこ)

アルミニウム粉とは、金属顔料の一種です。

アルミニウムペイント(あるみにうむぺいんと)

アルミニウムペイントとは、アルミニウム粉とワニス等から造られた銀色の塗料の事です。

アールデコ(あーるでこ)

アールデコとは、1910年代~30年代に欧米で流行した装飾美術の様式の事です。
美術工芸の様式の一つで、建築や家具のデザインとして、フランスを中心に欧米で流行しました。

アルデヒト(あるでひと)

アルデヒトとは、アルデヒト基―CHOを持つ化合物の総称です。煙草の煙等にも含まれる。
光化学スモックの原因とも言われます。ホルムアルデヒト、アセトアルデヒト等があります。
特にホルムアルデヒトは、室内環境汚染の原因と言われています。

アルミニウムペイント(あるみにうむぺいんと)

アルミニウムペイントとは、アルミニウム粉とワニス等から造られた銀色の塗料の事です。

アールヌーボー(あーるぬーぼー)

アールヌーボーとは、19世紀末~20世紀初頭に、フランスを中心としたヨーロッパにおこった芸術様式の事です。
ジャポニズム等の影響を受けた植物模様や流れるような曲線が特徴で、フランス語で「新しい芸術」の意味です。

泡(あわ)

泡とは、塗装時または、乾燥時に塗膜中に発生する泡の事です。
掻き混ぜた時の泡が消えずに残る場合、局部的な膜厚、組性樹脂の硬化反応による場合、加熱乾燥時に発生する事があります。

アンカー(あんかー)

アンカーとは、足場を固定する目的で岩盤やコンクリートに打ち込むもので金属性の打ち込みアンカーと化学反応を利用したケミカルアンカーに大別する事ができます。

アンカーボルト(あんかーぼると)

アンカーボルトとは、柱や土台を鉄骨造りや木造の建築物の基礎コンクリートに固定する為に埋め込むボルトの事です。

アングル金物(アングルかなもの)

アングル金物とは、等辺、または不等辺の山形の材料をいう。
鉄、アルミあるいはステンレス製などのものがある。防水工事では、立上り防水層の末端部を固定するのに用いる。

あんこう

あんこうとは、集水器、雨樋のじょうごと呼び樋が一体化した部分の事です。

アンスラキノン系顔料(あんすらきのんけいがんりょう)

アンスラキノン系顔料とは、建築用染料系有機顔料の事です。
アンスラキノン系顔料は、イエロー・スカーレット・ブルー・バイオレット等、広範囲の色相の顔料が作る事ができます。

安全衛生責任者(あんぜんえいせいせきにんしゃ)

安全衛生責任者とは、統括安全衛生責任者と安全衛生業務の連絡、調整を行う下請業者の責任者の事です。

安全色彩(あんぜんしきさい)

安全色彩とは、災害の防止や救急処置等の為、特殊な意味を持たせ使用が規定されている色です。
JISZ9001で規定されています。「消火栓の赤」や「注意表示の黄色」等が挙げられます。

安全帯(あんぜんたい)

安全帯とは、高所作業者が着用しなければならない保護具で、作業者足場から落下しない為に着用する金具が取り付けられています。

安全ネット(あんぜんねっと)

安全ネットとは、足場の水平面に取り付ける墜落落下防止用のネットです。
「水平養生ネット」、「ラッセル」とも呼ばれます。

安全養生(あんぜんようじょう)

安全養生とは、養生ネット、水平養生ネットとも呼ばれます。
開口部、作業床端等で作業員の墜落災害防止の為に張ります。
又、塗料ミスト、ゴミの飛散防止、風の影響を低下させる、防炎等の役割もあります。

あんこう

あんこうとは、「樋」の部材に使われる一つで、軒樋と竪樋の接合部に取り付けられる受け部分にあたる集水器、雨樋のじょうごの事です。

アンダーコート(あんだーこーと)

アンダーコートとは、一般的な下塗り材の総称の事です。

アンチ(あんち)

アンチとは、塗装屋さん・足場屋さんが使う用語で、足場の踏板の事です。

アンチモン白(あんちもんしろ)

アンチモン白とは、酸化アンチモンの事です。白色顔料に使われます。
隠ぺい力は、亜酸化塩に比べ高く、二酸化チタンに比べてやや低いです。
無毒なので鉛白の白に使われます。また、耐熱塗料にも使われます。

アントラセン黒(あんとらせんくろ)

アントラセン黒とは、アントラセン油を原料にして作られたカーボンブラックの事です。