

外壁塗装のチラシを配布している業者について
「また、外壁塗装のチラシ入っている。」 「外壁塗装を考えているけど、この業者に頼んで本当に大丈夫かな?」
やたら外壁塗装に関するチラシが入ってくると、「本当にやらないといけないの?」、「なんだか脅かされている気がする」‥このように不安な気持ちになるかと思います。
一般的に外壁塗装は10年に1回が目安で行う工事なので、初めてだったり、例え以前に経験していたとしても、お金や施工不良が発生しないか、お客様の不安は尽きないと思います。
外壁塗装をお願いするのは、チラシの業者でも良いのですが、中には悪徳な塗装業者が、チラシの業者に含まれている事があるので注意が必要です。
そんな塗装業者のチラシの内容について「名古屋の塗装店」小林塗装が詳しくお伝えします。
外壁塗装のチラシを見て外壁塗装を検討中のお客様はぜひご覧下さい。
- ・外壁塗装のチラシ配布にて記載されてる情報を鵜呑みにしてはいけないことについて
- ・外壁塗装のチラシ配布で知っておくべき重要な法律に関する注意点
- ・外壁塗装のチラシ配布をしている業者をすぐ信頼してはいけない理由
1. チラシで塗装業者を決める前に知っておくべき3つの事とは?
まず、外壁塗装のチラシを見ているお客様にお伝えしたいことが3つあります。
チラシの内容について詳しく知らないにしても、この3つはしっかり理解してきましょう。
- 1. 外壁塗装のチラシには嘘が書かれている場合がある
- 2. 悪徳業者もチラシを配布している場合がある
- 3. チラシの塗装店はクーリングオフができない場合がある
こういった注意点を知っておくと良いかと思います。
外壁塗装のチラシに書かれている嘘は、一体どんな内容なのか気になるかと思います。
そもそも、お客様に外壁塗装の知識がない場合、その嘘にも気付く事ができません。
外壁塗装の安さをアピールするのは、どの塗装業者さんも行っていますが、適正な工事が行えないような安すぎる金額が、チラシに書かれている事があります。
外壁塗装の相場は、約30坪のお家の場合、60~100万円前後、屋根の塗装を合わせると100~120万円前後が相場となります。
なぜならその後、10年以上にわたって外壁をキレイに保つには、それなりの作業と技術が必要となるので、多くのお金が掛かる工事と言えます。
このように品質の良い工事をするためには、本来適正な費用が外壁塗装には必要なのですが、適正な費用を壊してまで激安をアピールしているチラシがたびたびあります。
- 例1:外壁塗装39.8万円!
- 例2:コミコミで49万円!
このように、外壁塗装の相場を分かっている側からすると、「本当にこの金額でできるの!?」と思うくらい安い金額で書かれているチラシがあり、これには以下のようなカラクリがあります。
外壁塗装というのは、外壁面に対して塗料を塗るだけの工事ではなく、以下のような作業が含まれています
- ・ 足場の仮設
- ・ 外壁面の洗浄
- ・ 下地の補修
- ・ 塗料が付いてはいけない部分の養生
- ・ 外壁塗装と付帯部分の塗装
- ・ 足場解体
このように外壁塗装という言葉には、外壁塗装をするために必要な全部の作業が含まれて「外壁塗装」となります。
しかし、チラシでお客騙そうとするする悪徳な塗装業者は、「メインとなる塗装の部分だけ」の金額をチラシに載せて、いかにも安いように見せかけるのが特徴です。
- 良心的な業者 → 外壁塗装65万円~
- 悪徳業者 → 外壁塗装39.8万円!
金額だけを見れば悪徳業者の方が断然安いので、外壁塗装の知識を持っていない一般のお客様は、自分が知っている「金額」という情報だけを元に判断するため、多くが安い金額の方へ流れていきます。
見せかけの金額でお客様を集め、実際に提案していくうちに「足場の工事も必要です。」、「高圧洗浄も必要です。」などと追加されていき、結果的に通常の金額、もしくは異常に高い金額で契約してしまう場合もありえます。
チラシの怖いところは、その金額が何の根拠を持って出されているかが全く分からないという点です。
金額の安さアピールにも共通する内容なのですが、シーリング工事を除いた内容のチラシが扱われている事があります。
特に、ALCやサイディングでは板間やサッシ枠の隙間が空いたままだと、その隙間から雨水が入り込んでしまい、建物内部へ浸透して腐食が起きたりして、大きな不具合の原因になりかねません。
シーリング工事は外壁防水の要とも言える大切な工事の1つですが、チラシの中では「外壁塗装」という名称しか載っておらず、シーリングが含まれていない事がよくあります。
そういった場合は、後からで追加費用が発生して、結果的にチラシに記載されている金額よりも高い金額で契約をしてしまう事になりかねませんので、外壁塗装のチラシには気を付けましょう!
2. 悪徳業者も外壁塗装のチラシを配布している場合があります
お客様が住んでいの地域で外壁塗装の業者を探そうと思ったら、まずYahoo!やGoogleの検索フォームで調べるかと思います。
「地域名+外壁塗装」といったキーワードで探してみた場合、すぐに大量の塗装業者情報が見つかりませんか?
それだけ、お客様の地域を対象範囲としている塗装業者がたくさんいるという根拠と言えます。
そこで気を付けるべき事が、塗装業者の全てがホームページを持っている訳ではないという事です。
ホームページは持っていないけど、チラシを使って集客をしている塗装業者もいます。
また良心的な業者であっても、ホームページを持っていない場合もあります。
その逆で悪徳業者であっても、ホームページを持っている場合があります。
こういった塗装会社の全てを調べることは不可能に等しいので、どうしてもチラシの安さに惹かれて、何だかよくわからないうちに契約をしてしまうお客様もいます。
しかし、お客様が本当に品質が良くてお値打ちな塗装工事をお求めでしたら、チラシだけでなく、ホームページ口コミなどを調べてじっくり業者を選びましょう
3. チラシの外壁塗装店はクーリングオフができない場合があります
クーリングオフとは、一定の期間内であれば、契約した内容を解除できる制度のことです。
しかし、どんなケースでもクーリングオフができる訳ではなく
- ・ 訪問販売
- ・ 電話勧誘販売
- ・ 訪問購入
この3つが外壁塗装においては該当します。
「ん、何かおかしいな?」‥と思われたお客様は、なかなか鋭い感を持っています。
そうです。先にお伝えした3つの内容には、外壁塗装のチラシが含まれておらず、チラシやホームページを見てお客様自身で塗装業者に連絡を取って自宅に来てもらったケースは、クーリングオフの対象にはならないからです。
これは契約した状況にもよりますが、かなり高い確率でクーリングオフは適用されません。
こういった法の隙間を熟知している悪徳業者は、大量のチラシを撒いたり、インターネット広告を出したりして、お客様側から連絡してもらう事で、クーリングオフが適用されないようにしている場合があるのです。
外壁塗装のチラシには、こういった危険性もあるため、必ず覚えておきましょう。
4. チラシを配布している外壁塗装店って、信用できるの?
チラシは塗装業者さんにとって、以前から行われているポピュラーな集客方法の1つなので、お客様の住まいにも多くの外壁塗装に関するチラシがポストに入っているかもしれません。
なぜこんなにも塗装工事のチラシが入ってくるかというと
- ・ 外壁塗装のチラシは、デザインスキルが無くても作れる
- ・ 地域を絞ってチラシを配布できる
- ・ 簡易なチラシだったら、お金はそこまで掛からない
こういった理由でチラシは、塗装業者にとって手軽に集客ができる大事なツールなので、好んで使われている背景があります。
また、大小・良悪を考えなければお客様が住んでいる地域にも、塗装会社は数社~数十社はあるので、その各社がチラシを撒けば当然何回もチラシがポストに入ってきます。
ですから、今まで何回もチラシを捨てていたかもしれませんが、チラシの全部を合わせたら、かなりの枚数になっていると思います。
また、10,000枚くらい印刷すると、1枚2~4円という安い費用で印刷できるから、周辺にも多くのチラシが配布されていると言えます。
しかし、チラシの塗装業者一部には、値下げや金額を安い事を謳っておきながら、「実際は費用相場よりも高かった」・「塗装がすぐに剥がれてしまった。」 こういったトラブルもある事から、チラシを見たからといってすぐに契約してはいけません。
5. チラシの外壁塗装業者について知りましょう!
まずは、一体どんな業者が外壁塗装のチラシを撒いているのお伝えします。
- ・ 大手業者
- ・ リフォーム業者
- ・ 地元業者
- ・ ホームセンター
- ・ 営業会社
次にそれぞれ業者の違いによる費用の違いをお伝えします。
費用感=とても高い
費用が高い理由
中間マージンを大きく上乗せされているので外壁塗装の費用がグンと上がります。
費用感=高い
大手業者と同様にマージンを上乗せされるのでを受け取るため、必然的に費用が上がります。
費用感=安い~普通
一般的な価格です。
ただし、「馬賊」と呼ばれる訪問販売スタイルに近い外壁塗装業者は注意が必要です。
費用感=安い~高い
大手業者と同様にマージンを上乗せされるのでを受け取るため、費用が上がるケースが多いです。
材料メーカーと提携している場合、費用が安くなる事があります。
費用感=少し高い~とても高い
1件の契約ごとに塗装業者から中間マージンを上乗せされるので、費用が上がります。
中には、法外なマージンを上乗せする業者もいるので注意が必要です。
大手業者・ホームセンター・営業会社それぞれ、費用が高くなる理由として、以下の共通している事があります。
- ・ 2社以上が関わる
- ・ 中間マージンが発生する
このように、どの塗装業者が出しているチラシかを見極めなければあとで大損をする可能性も高いので、しっかりと何の業者が出しているチラシかを見極めましょう。
6. 見栄えが良い外壁塗装のチラシにはお金が掛かっています
自社で簡便な外壁塗装のチラシを作るのでしたら、そんなに費用は掛かりませんが、やはり多くの人に興味を持ってもらえる見栄えが良いオシャレなチラシにするには、プロのデザイナーに依頼する必要があります。
広告デザイナーへ依頼した場合は、一般的に3〜9万円前後が発生します。
さらにそのチラシを、近隣の町に配布するとなると、配る範囲と枚数にもよりますが、10~20万円前後は掛かります。
ですからチラシを配布するまで、多くの人が動いているので合計で20~30万円は最低でも掛かっている部分を考えてみると、チラシを配っている業者に外壁塗装を依頼した場合、チラシ作成とポスティングの何%かは、割り増しになっている可能性があります。
7. 外壁塗装のチラシを出してる業者って信用できるの? まとめ
住まいの一大イベントである外壁塗装のチラシで、どんな内容が信頼できるのでしょう。
信頼できるチラシのチェックポイントとして、以下の内容を確認しましょう。
- ・ 費用の安さだけが謳われていないか?
- ・ 安い理由がちゃんと記載されているか?
- ・ 地元地域の業者が出しているチラシか?
チラシで安さを謳っているのでしたら、安さの理由が必ずあるはずです。
必ずちゃんとした理由が記載されているチラシの塗装店を選びましょう。
また、遠方の塗装業者が出しているチラシでしたら、交通費が掛かってしまったり、チラシ業者の地元で悪評で仕事ができない状態になっている可能性もありえます。
ですから、チラシに記載されている業者の所在地を確認しましょう。
また、大手業者やハウスメーカー の外壁塗装に関するチラシでしたら、必ず下請け業者が塗装しています。
さらに、大手業者やハウスメーカーの外壁塗装は、中間マージンで費用が割高になるので注意しましょう。
信用できる高品質な外壁塗装の事なら小林塗装にお任せ下さい。
小林塗装は、名古屋市にある外壁塗装店です。
当店は、2,003年の創業以来、名古屋で「塗装専門店」として営業して来た豊富な知識と経験で、外壁塗替えやリフォームの見積書の内容が適正かどうかプロの視点で公平にチェックします。
当店は、2,003年の創業以来、名古屋で「塗装専門店」として品質本位の工事を行っています。
外壁塗装の提案・お見積りは塗料です。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラム作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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