

石材調セラミック塗装で変色が発生する原因とは?
今回は外壁塗装を御影石に似せた石材調塗装(セラミック塗装)で仕上げた塗装の不具合についてお伝えします。
石材調セラミック塗装の完成当初は仕上がりが均一で問題はなかったのですが2〜3年経ってきた頃から、外壁石材調セラミック塗装の薄汚れや白いまだら模様が急に目立つようになってきた不具合の原因や対応策を「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお伝えします。
石材調セラミック塗装の不具合でお悩みのお客様や石材調セラミック塗装を検討しているお客様はぜひご覧下さい。
御影石を模造した石材調塗料(セラミック塗料)は見た目を本物に似させるために、半透明の水性ベースに陶器紛・着色珪砂・天然石粒‥の色彩骨材を配合した石材調ベースコートを使用します。
今回の塗装仕様は、下塗りをウールローラーで塗装した後に上記の中塗りを専用の吹付ガンで2回吹き付け、ベースコートが半乾きの際、プラスチックローラーで凸部を押さえてヘットカット処理を行い、ベースコートをしっかり乾燥させた後にベースコートの保護用のクリヤー塗料をエアレスやウールローラーで塗装して仕上げています。
今回問題となっている石材調塗装の薄汚れた部分は、黒く変色した部分はローラーの塗り忘れ部分やローラー塗装の擦れ部分で起こっている事がほとんどです。
また、白くまだらになったクリヤー部分はクリヤー塗料の塗布量が十分でなく、紫外線や雨水などによって、クリヤー塗料が早期に加水分解した部分と言えます。
クリヤー塗装はできるだけ明るい環境で行う事が大切です。
クリヤーの塗装直後の状態では中塗りと塗装面のつやが大きく違うので、塗り忘れる事は少ないと思われますが、曇り空、夕方‥クリヤー塗料の艶が状態が見づらい作業条件で塗装すると、塗り忘れたり、擦れてしまったりする可能性があります。
こうした不具合を避けるためには、塗装作業はできるだけ明るい環境で行う事が大切です。
また、工数が増えるのですが、セラミック塗装つや消しクリヤー仕上げの場合はつや消しの前につや有りのクリヤーを塗る事事でクリヤー塗料の色むらや塗り残しの防止する事ができます。
もし、塗り残しによる塗装汚染が発生してしまった場合、早い時期でしたら水と硬いブラシを使って汚れを洗い流してクリヤーのタッチアップ補修で手直しする事ができます。
しかし、年月が経過してセラミック部分に汚れが沈着している場合は塗装面をしっかり区切ってベースコートまでの剥離作業を行い、改めて下地調整とベースコートを吹き付けして修復するしか補修方法はありません。
高品質な外壁セラミック塗装の事なら、小林塗装へお任せ下さい。
名古屋市周辺で、高品質な外壁セラミック塗装を検討中のお客様は「名古屋の塗装店」小林塗装へお任せ下さい。
当店は、お客様の希望をお聞きして、ハイグレードな外壁セラミック塗装を行います。
外壁セラミック塗装の見積りは無料です。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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