

破風板 塗装価格
破風板の塗装工事を検討しているお客様に破風板塗装の価格、塗装手順、破風板の塗装におススメの塗料を「名古屋の塗装店」小林塗装が詳しくお伝えします。
破風板の塗装工事をご検討のお客様はぜひご覧下さい。
1. そもそも破風板って、何?
まずは、破風とはどの様な部分で、どんな役割があるかをお伝えします。 「破風」とは、建物屋根の側面にある部位を指します。
破風に取り付けられている、板の事を「破風板(はふいた)」と呼びます。
破風板は屋根と壁の間にある板であり、いくつかの役割を担う重要な部材です。
また、建物の長手方向に取り付けられている破風板と同様の役割を担う板を「鼻隠し」と呼びます。
破風は、雨や風を防ぐ大切な役割があります。
一般的に建物の屋根は、上からの雨や風に対して強い構造になっていますが、横や下からの風雨に対して弱いという特徴があります。
破風がある事で、屋根裏に侵入する風雨を妨ぐ効果があり、また破風板や鼻隠しには、雨や風から家を守るだけでなく、火災からも守る大切な役割があり、破風板によって屋根裏への延焼を遅らせる役目があります。
こうした理由から、破風板には耐火性や耐水性のある部材を使用します。
2. 破風板 塗装価格 (税別)
次に当店が行う破風板塗装の価格をお伝えします。
【塗装仕様】 足付け・清掃+養生+各種シーラー1回塗り+各種仕上げ塗料2回塗り
・ ウレタン 1m=900~1100円(税別)
・ シリコン 1m=1,000~1,200円(税別)
・ ラジカル 1m=1,100~1,300円(税別)
・ フッ素 1m=1,300~1,500円(税別)
【塗装仕様】 足付け・清掃+養生+錆止め1回塗り+各種仕上げ塗料2回塗り
・ ウレタン 1m=850~1,050円(税別)
・ シリコン 1m=950~1,150円(税別)
・ ラジカル 1m=1,050~1,250円(税別)
・ フッ素 1m=1,250~1,450円(税別)
【塗装仕様】 足付け・清掃+養生+目止め材1~2回塗り+各種仕上げ塗料2回塗り
・ ウレタン 1m=950~1,150円(税別)
・ シリコン 1m=1,050~1,250円(税別)
・ ラジカル 1m=1,150~1,350円(税別)
・ フッ素 1m=1,350~1,550円(税別)
破風板の塗装価格に関する注意事項
・破風板の著しい汚れ、塗膜の浮き、剥がれ‥下地調整費用、破風板周囲の塗装に関連する養生費用は別途必要です。
・塗装が透けやすい淡彩色、塗装の色むらが出やすい原色は、3回塗りする必要があり、塗装価格が割高になります。
3. 破風板 おすすめ塗装プラン一例
名古屋の塗装店小林塗装がおススメする破風板仕上げ塗料の一例をお伝えします。
- ロックペイント 「ハイパーユメロック」2回塗り
- エスケー化研 「プレミアムNADシリコン」2回塗り
- エスケー化研 「クリーンマイルドフッソ」2回塗り
- 関西ペイント 「アレスダイナミックTOPマイルド」2回塗り
- KFケミカル 「セミフロンマイルドⅡ」2回塗り
4. 破風板の塗装 作業手順
当店が行っている破風塗装の作業手順の一例を詳しくお伝えします。
① まずはじめに塗料の密着を良くする為、破風板の表面をサンドペーパー(180~240番)やサンドシート(中目)を使って細かい傷を付けます。
② 破風板の表面に付いたホコリや土をウェスで拭き取ります。
破風板に浮き錆が発生している場合や脆弱な塗膜がある場合は、水研ぎペーパーを使って、できるだけ塗装面を平滑にします。
③ 下地処理が完了したら、破風の周囲に塗料が飛散しない様にビニルシートなどを使用して養生を行います。
また破風と軒の取り合い部分は、18~24㎜幅程度の低粘着マスキングテープでしっかりとマスキングします。
④ 破風の下塗りは、エポキシ錆止めやエポキシ系シーラーを毛切れが少ない化繊タイプの隅切り刷毛や無泡ローラーなどを使って、周囲へ塗料が飛散しない様、慎重に塗装します。 なお、エポキシさび止めの粘度が高いとローラーマークや刷毛スジが出やすくなるので、下塗り作業前には適切な塗料の希釈が必要です。
⑤ ウレタン、シリコン、フッ素塗料‥破風板に適した各種仕上げ塗料をマイクロファイバーローラー(毛丈9㎜~11㎜)や毛切れが少ない化繊刷毛を使って、下塗り作業と同様に周囲へ塗料が飛散しない様、慎重に塗ります。
⑥ 塗装が十分乾燥した後、破風周りの養生を手早く取り外します。 軒の取り合い部分に貼ったマスキングテープは、ゆっくり剝がさないと軒の塗装が剥がれてしまう事があるので注意が必要です。
5. 破風板塗装に使う道具
キレイな破風板塗装の決め手となる、破風板塗装に適した塗装道具の一例を紹介します。
大塚刷毛
・NEW 無泡ローラー13㎜ サイズ4~6インチ(錆止め用)
・マイクログランデ10㎜ サイズ3~6インチ(シーラー・上塗り用)
好川産業
・新無泡ローラー14㎜ サイズ4~6インチ(錆止め用)
・マイクロキューブ12㎜ サイズ3~6インチ(シーラー・上塗り用)
PIA
・NEO AWAX13㎜ サイズ4~6インチ(錆止め用)
・ニューパラゴン(毛丈13㎜) サイズ3~6インチ(シーラー・上塗り用)
はけや
・謙信13㎜ サイズ4~6インチ(錆止め用)
・花子11㎜ サイズ3~6インチ(シーラー・上塗り用)
タイホウ
・銀虎13㎜ サイズ3~6インチ (錆止め用)
・赤虎10㎜ サイズ3~6インチ (シーラー・上塗り用)

■ 大塚刷毛
・ふくろう目地 筋違 8~10号
■はけや
・スミキリ菊 40㎜
・ひまわり(白毛)油性用刷毛
6. 破風板塗装で知っておきたい事
塗装の作業効率を重視して中長毛ローラー(毛丈18~25㎜程度)を使用すると、塗料の止まりは良いのですが、ローラーマークや塗料の垂れが生じやすくなり、塗装の美観が低下します。
また刷毛塗りの仕上げ場合、ローラー塗装よりも光沢は良くなりますが、刷毛スジや毛抜けが生じやすいです。
刷毛スジや塗料の垂れが生じない様、キレイに塗装するには高度な技術が必要です。
また、艶調整した仕上げ塗料で仕上げる場合、1回目の塗装で、各種艶有り塗料を使用すると、艶ムラがない、キレイな仕上がり感になります。
なお、最上級の仕上がり感をお求めの場合は、短毛タイプの仕上げ用ローラーや低圧温風ガンによる吹付仕上げがおすすめです。
7. 破風板塗装の施工例
当店が施工した破風板塗装の施工例です。

破風板の色選びで絶対失敗しない方法をお伝えします
破風板塗装の価格に関する塗装工事の事なら、小林塗装にお任せ下さい
当店は塗装工事のエキスパートを自負します。
破風板はもちろん外壁塗装の調査・お見積り・提案は無料です。
名古屋市周辺の屋根塗装は小林塗装にぜひお任せ下さい。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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