外壁塗装見積りのチェックポイント｜名古屋の外壁塗装なら小林塗装

外壁塗装見積りのチェックポイント

外壁塗装工事を検討する上で大切な事は、業者が作成した見積内容をしっかり理解する事です。
今回は、そんな外壁塗装の見積書で注意しなくてはならない項目を「名古屋の塗装店」小林塗装の店主が分かりやすくお伝えします。

外壁塗装の見積り内容でお悩みのお客様はぜひご覧ください。

1.　足場・養生シートに関する記載があるか？

足場組払い、飛散ネット養生シート張りの様な記載があれば問題有りませんが、相談を受けていると、「足場代を無料にすると言われた」‥という事が良くあります。

こういったケースはよくよく話を聞くと、足場代を塗料代に上乗せしている場合があります。

最終的な費用は変わらないかもしれませんが、その様な見積方法を行っている業者は信用できないので、注意が必要です。

2.　塗装工事以外の費用記載があるか？

外壁塗装の見積書を見る際には、塗装工事以外の費用（以下8つの項目）が含まれているか、どうかをしっかり確認しましょう。

　外壁塗装　工事見積り以外の8つの項目　一例

1.　足場・養生シート費用
2.　高圧洗浄費用
3.　下地調整費用　（ケレン・清掃・足付け・脱脂）
4.　シーリング工事費用　（打ち替え・増し打ち）
5.　シーリング以外の外壁補修費用　（欠損補修・劣化部分の交換）
6.　塗装しない部分の養生費用
7.　廃材処分費　（養生材・廃棄塗料‥）
8.　各種、保険費用　（傷害保険・建設業総合保険‥）

3.　使用する塗料の種類・塗装回数が明記されているか？

外壁塗装の見積書では、必ず塗料のメーカー名、塗料名、使用する塗料の組成（水性、弱溶剤、1液型、2液型～樹脂‥）、どの部分をどのように何回塗るのかを確認して下さい。

これらが見積書に明記されていれば、何かトラブルが起きた場合、塗料メーカーに電話で相談する事ができます。
また、施工業者と工事契約を取り交わした後には、外壁と屋根にどんな色を使うのか、その色番も何らかの書類に明記してもらった方が良いでしょう。

4.　塗装する全ての部分が見積書に記載されているか

見積書の記載がない箇所は、後で追加工事になってしまう恐れがあるので確認する必要が有ります。

業者とのトラブルで多いのが見積り内容の食い違いです。
普通、屋根や外壁は見落としませんので、それ以外の箇所についてはしっかり内容を確認して下さい。
例えば、樋・軒・破風・水切り・雨戸・庇といった部分ですが、この中にはちょっと分かりにくい言葉もあるので、一番良いのは逆に塗らない部分を書面にしてもらう事です。

そこに書いていない部分については、全て塗るという事なので最も確実な方法と言えるでしょう。
特に食い違いやすいのは2階バルコニーの床・外の門や塀・雨戸・戸袋です。
この4カ所だけは本当に食い違いやすい部分なので、必ず確認する必要が有ります