

外壁塗装の業者選び!本当に見るべき5つのポイント
外壁塗装を検討中のお客様の中には、チラシやホームページに掲載された施工写真や「仕上がりの美しさ」といった言葉に安心感を抱かれる方も多いのではないでしょうか?
確かにチラシやホームページに掲載された施工後の写真やコメントはその業者の実績を知る手がかりのひとつです。ですが、実際の塗装工事で本当に大切なのは、「見た目の美しさ」だけではありません。
たとえば、塗装前の下地処理が適切に行われているかどうか、シーリングの打ち替えや補修に手間をかけているか、塗料の選定が建物の立地環境に合っているか、塗布量や乾燥時間などの工程管理が守られているか──
こうした「見えない部分」の積み重ねこそが、長持ちする塗装と安心できる工事のカギになります。
ところが、広告や写真ではその「肝心な工程の丁寧さ、緻密さ」までは伝わりにくく、実際に「思っていた仕上がりと違った」「すぐに不具合が出た」「追加費用を請求された」といったトラブルに発展するケースも少なくありません。
だからこそ大切なのは、見た目だけでなく、施工の中身まで信頼できる業者かどうかを見極めること。
このコラムでは、専門的な視点から「本当に安心して任せられる外壁塗装業者の見つけ方」について、わかりやすくお伝えします。

外壁塗装の業者選びでお悩みのお客様はぜひこのコラムを参考にしてください ニャ♪
1. 外壁塗装の業者選びの際、技術力が不足している会社には、共通点があります
小林塗装では、これまで多くのお客様から「前に頼んだ業者と工事のトラブルがあった」、「塗り替えたばかりなのに不具合が…」といった相談を受けてきました。
そうした事例をよく振り返ってみると、トラブルが多い業者には、いくつかの共通した特徴があることがわかってきました。
たとえば、広告やチラシを頻繁に出している、ネット上の口コミ件数が異常に多い、現場で施工する職人より営業スタッフの方が目立つなどといったケースです。
もちろんすべてが当てはまるとは言いませんが、工事の質よりも営業や宣伝に重きを置いている印象を受ける業者は、注意が必要かもしれません。
また、「○○技能士が在籍」や「2級建築士がいる」といった肩書を大きくアピールしている会社も見受けられます。
確かに技能士や建築士は一定の知識や技術の証明にはなりますが、必ずしも高度な施工技術をもっているわけではありません。
それはあくまで基礎的な資格であって、それだけで会社の技術力の高さを判断するのは難しいと当店は考えています。
なぜなら、本当に信頼できる塗装会社は、資格や上辺の肩書きではなく、現場での丁寧な仕事や実績、職人の姿勢で見極めるべきだと思うからです。
いくら会社の規模が大きくても、宣伝が派手でも、それが「安心・安全な施工」に直結する訳ではありません。
むしろ、本当に腕が良い職人は、そうした会社からは距離を置いているというのが、当店の実感です。
2. “言葉づかい”から見える、実力不足な外壁塗装業者の特徴
実力不足な外壁塗装業者のもう一つの特徴は「一般の方に好印象を与えそうな言葉」を会社名やキャッチコピーに多用している点です。
たとえば、「魂」「職人魂」「匠」といった言葉は、なんだかいかにも信頼できそうな響きがあります。
しかし、それらを必要以上に押し出している場合は、少し注意して見てもらいたい部分です。
ある職人の方が「本当に技術のある人ほど、自分のことを“職人”なんてあまり言わない」と話していたことがあります。
実際にさまざまな業種の熟練職人の方々に聞いてみても、同じような意見が多く寄せられました。
もちろん、これらの言葉を使っているからといって、すべての会社が悪いわけではありません。
ただし、言葉だけで信頼させようとする業者には、実力が全く伴っていないケースもよくあるということを知っておいていただければと思います。
大切なのは、実際にどんな職人がどんな施工をしているか。
見た目の派手さや響きの良さがある言葉だけで判断せず、実績や仕事ぶりを冷静に見極めることが、後悔しない業者選びの第一歩です。
3. 後悔しないために──「外壁塗装業者選び」で本当に見るべき5つのポイント
後悔しないために「外壁塗装業者選び」で本当に見るべき5つのポイントについてお伝えします。
外壁塗装の業者選びの基準① 「施工実績」や「施工中の様子」がしっかり掲載されているか
ホームページやチラシに載っているのが、仕上がり写真ばかりという業者には注意が必要です。
塗装工事の品質は、「どのような手順で、どのような職人が施工したのか」によって大きく左右されます。
工事のビフォー・アフターだけでなく、高圧洗浄・養生・下地処理・塗り工程など、施工の過程をきちんと公開している業者は、工事の透明性に自信がある証拠といえます。
外壁塗装の業者選びの基準② 担当者の説明が丁寧でわかりやすいか
見積りの際に「ここはどうしてこの金額なのか?」、「この塗料はどうしておすすめなのか?」といったお客様の質問に対して、しっかりと丁寧に答えてくれるかどうかも非常に重要です。
その際、 聞き慣れない専門用語を並べて煙に巻こうとするのではなく、一般のお客様でも理解できる言葉で説明してくれる担当者かどうかを見極めてください。
信頼できる業者ほど、きちんと納得していただいた上で工事を進める姿勢を大切にしています。
外壁塗装の業者選びの基準③ 「下地処理」や「細かい工程」を軽視していないか
塗装の耐久性や美観は、塗る前の「下準備」によって大きく変わってきます。
ですから ひび割れ補修、ケレン作業、シーリング処理、高圧洗浄など、こうした下地処理をしっかり行わなければ、どんな高級塗料を使っても、塗膜がすぐに剥がれてしまう恐れがあります。
「ただ塗るだけではない、本質的な工程」を大切にしている業者かどうか、ちゃんと説明を受けてみてください。
外壁塗装の業者選びの基準④ 見積書が「具体的かつ正確」であるか
本当に信頼できる塗装業者は、見積書ひとつを取っても違います。
「外壁塗装 一式 ○○円」といった曖昧な書き方ではなく、使用する塗料名(例:アレスダイナミックTOP)、メーカー名(例:関西ペイント)、塗布回数(例:~回)、施工面積(例:~㎡)などが詳細に記載されているか確認しましょう。
また、塗装の下地調整や付帯部分の補修内容なども明記されているかどうかで、その業者が持つ、誠実さや丁寧さが見えてきます。
外壁塗装の業者選びの基準⑤ 現場で働く職人・担当者の人柄や姿勢
外壁塗装で、最終的にいちばん大きな違いを生むのは、やっぱり「人=現場で施工する職人」です。
たとえば、「きちんとあいさつができているか?」「近所への気配りができているか?」「現場をきれいに保とうという意識があるか?」
こうした一つひとつの行動には、その職人が仕事にどれだけ誠実に向き合っているか、誇りを持っているかが自然とあらわれます。
そして、そういう職人ほど、下地処理や塗り工程のひとつひとつも丁寧で、細かな仕上がりに差が出るものです。
「技術力」や「知識」だけではなく、「姿勢」や「現場でのふるまい」も、信頼できる業者かどうかを見極める大切なポイントになります。
4. 外壁塗装の業者選びで「安い・早い・上手い」本当に信じて大丈夫ですか?
外壁塗装を検討する際、「安くて」「すぐにできて」「仕上がりもキレイ」といった、耳ざわりの良い言葉を言っている業者は多くいます。
しかし、建築や塗装といった手仕事の世界において、この3つすべてを同時に満たすことは、現実的にほぼ不可能だと思います。
というのも、
・「安い」=本来必要な工程や手間を削っている可能性がある
・「早い」=乾燥時間や下地処理を短縮している恐れがある
・「上手い」=本来は、時間もコストもかかる技術的な仕上がり
といったように、それぞれに相反する裏側があるからです。
本当に品質の高い塗装とは、丁寧に時間をかけて、下地からしっかりと施工されたものです。
安易な価格やスピードだけに惹かれてしまうと、イメージと違った低廉な仕上がりになったり、数年後に不具合が出てやり直しが必要になったりして、かえって費用が高くついてしまうこともあり得ます。
5. 外壁塗装の業者選びの基準 まとめ
最近では、「魂」「絆」「職人」など、なんだか響きの良い言葉を使った広告や言葉をキャッチフレーズの会社が増えてきました。
もちろん、それ自体が全く悪いわけではありませんが、そうした言葉だけで判断するのではなく、実際の仕事内容・対応の丁寧さ・説明の分かりやすさなど、職人の姿勢や実態に目を向けることが大切です。
小林塗装は多くのお客様から選ばれることを目指す誠実な塗装店です
小林塗装は、大きな会社ではありませんが、職人が直接お客様と向き合って、一軒一軒、丁寧に塗装工事を仕上げてきた実績があります。
宣伝や派手な言葉でなく、誠実な説明・適切な提案・確かな技術を通して、お客様との信頼関係を築いていく、それが当店のあり方です。
「どの業者に頼めば安心できるのか分からない」とお悩みの方は、ぜひ一度、小林塗装に相談ください。
専門的な視点から、お客様にとって本当に必要な塗装工事を提案します。
外壁塗装の
見積り・相談は無料です。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコンテンツ作成をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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