

陸屋根やベランダの「水勾配」とは?役割や重要性
平らな陸屋根(りくやね)やベランダには、雨水の排出を促すための「水勾配(みずこうばい)」が設けられています。
今回は、「名古屋の塗装店」小林塗装が、水勾配の役割や基本知識について、屋根塗装工事やベランダや屋上防水工事を検討中の客様に分かりやすくお伝えします。
- ・ 水勾配の役割
- ・ 水勾配を設けないとどうなるか?
- ・ 陸屋根の水勾配
- ・ ベランダ・バルコニーの水勾配
1. 水勾配の役割とは?
「水勾配」とは、雨水が排水口へ向かって流れやすいよう、平らな陸屋根(りくやね・ろくやね)やベランダに設けられる「勾配」のことを指します。
水勾配を適切に設けることで、雨水が一箇所に集中して留まることを防ぎ、建物の劣化や建物内部への浸水のリスクを防ぎます。
2. 水勾配を設けないと、一体どうなるの?
水勾配がないと、雨水が適切に排水されません。
陸屋根やベランダに水が溜まり続けると、防水層が長時間湿った状態になるため、防水層の剥離や膨れなどが起こり建物の劣化を早めてしまいます。
3. 水勾配はどのくらい必要?
ここでは、どれくらいの水勾配が必要か、それぞれの部分ごとにお伝えします。
4. 陸屋根の水勾配について
陸屋根のように面積が広い箇所には、※1/100~1/200の勾配が必要とされています。
物干し場などに利用されることが多い陸屋根ですが、これ以上の勾配になると歩行に支障が出てしまう可能性があるため注意が必要です。
(※1/100の場合、幅100cmに対して1cmの高さが必要です。)
5. ベランダ・バルコニーの水勾配について
ベランダやバルコニーには、※1/50以上の勾配が必要とされています。
また、雨水が集まってくる排水口の付近では、1/100の勾配が必要となります。
((※幅50cmに対して1cmの高さが必要です。)
6. 陸屋根やベランダの「水勾配」について まとめ
陸屋根やバルコニーの水勾配は「雨水の排水を促し、防水層の性能を守る」という重要な役割を持っています。
適切に水勾配を設けることで、水漏れなどのトラブルを防ぎ、建物を劣化から守ることに繋がります。陸屋根やベランダ塗装の事なら、小林塗装へお任せ下さい。
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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋の小林塗装ホームページ内のコラム執筆をしています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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