

外壁塗装足場工事の作業時間と足場作業で注意すべきこと
今回は、外壁塗装で必要な足場の組立・解体に要する作業時間と足場作業で知っておきたい事を「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすくお伝えします。
外壁塗装の足場工事の作業内容を知りたいお客様は、ぜひこのコラムをご覧ください。
- ・ 外壁塗装足場の組み立てと解体に掛かる時間
- ・ 外壁塗装における足場工事の作業内容
- ・ 足場工事は、現場に合わせて臨機応変な作業が求められる
- ・ 外壁塗装の足場組立と解体は、作業条件が良くないと時間が掛かる
1. 外壁塗装足場の組み立てと解体に掛かる作業時間について
一般的な30~40坪ほどの戸建て住宅の外壁塗装足場の場合、2~3人で作業を行うと足場の組立てが約1日(6~8時間)、解体が約半日(3~5時間)で完了します。
作業時間をしっかりかけて安全に足場を組み立てなくてはいけない理由は、お客様の大切な住まいを傷付けないためと外壁塗装の作業をする職人の命を守るためです。
特に足場工事は、一歩間違えれば大きな事故になりえるので、足場の組み立てと解体には細心の注意を払いながら作業する必要があります。
足場工事を何となく眺めていると、簡単に作業している感じに見えますが、足場の組み立てには資格がなければ組み立てられないほど建築や建設現場において重要な工事と言えます。
足場の取り扱いには資格が必要なほど建築や建設現場で重要な工事です。
一般住宅の外壁塗装の足場は、運搬、足場組立、解体全ての作業で1.5~2日間の作業日数が必要です。
足場の枠組み作り自体は、鋼管と足場部材を繋ぎ合わせ、スピーディーに行われますが、鋼管パイプを打ち込む際にハンマーを使う作業があり、ハンマーによる騒音が周囲に響いてしまい、近隣の皆様にご迷惑をかけてしまう事もあります。
先にもお伝えしましたが、住宅の足場組立てには、通常約1日(6~8時間前後)掛かりますが、何も考えず組むと4~5時間で組めます。
しかし、何も考えず組まれ安全性が配慮されていない、不安定な足場は外壁塗装の作業に悪影響を及ぼし、非常に危険です。
外壁塗装を検討している一般のお客様に外壁塗装の足場工事で知ってほしいことを具体的にまとめました。
- 1. 足場工事は重労働 (足場部品が重い、腰や肩に負荷が掛かる)
- 2. 足場で使用する部材の数が現場ごとで違う
- 3. 敷地の障害物を避けながら、臨機応変に足場を組み立てなくてはならない
- 4. 足場は水平に保つことが重要
- 5. 足場の支柱に筋交い部材を取り付けて、足場の揺れを抑える必要がある
外壁塗装の足場工事は、体力を使った作業だけではなく、建物周囲の細かなところなどにも配慮しながら組み立てを行う必要があります。
例えばカーポートやサンルームの屋根が外壁と接近している場合は足場を立てる際、屋根材であるパネルを外します。
さらに壁面に大きな荷物があったり、物置きや設置されていたりする場合、ちゃんとした塗装作業ができるよう、物置きを少しを動かしたり、荷物や物置きをかわしながら足場を組んでいきます。
また、お庭の大きく植栽が育ってしまい、建物の外壁に植栽が接近している場合は、足場の仮設範囲よりも植栽を外に出したり、それでも対応できない場合はお客様の許可をとった上で植栽を剪定する場合もあります。
それぞれ住まいの形状や敷地の面積は違いますので、建物に合った作業方法で足場を組み立てる必要があります。
こういった理由から、先にもお伝えしたように足場の組立は単純作業ではなく、作業環境に配慮した難易度が高い工事であると言うことを理解して頂けると嬉しいです。
2. 外壁塗装の足場組立と解体の作業時間を短縮させるには?
足場のプロでも足場の組立と解体には一定の時間が必要です。
一戸建ての場合、足場の組み立て時間に1日(6~8時間)ほど時間が掛かりますが、これは作業に掛かる時間としては早い方と言えます。
また早く足場を組み立てられる、ちゃんとした足場業者は作業に無駄な時間を掛けないよう、色々な配慮を事前に行っています。
作業が安全で手早い、足場業者がいつも行っていることは?
- 1. 事前に現地調査を行い、建物の採寸を細かく行う
- 2. 必要な足場部品の種類と数を決める(足場部材の数量表・割り付け表を作成している)
- 3. 予め足場の運搬方法・組立手順を考えておく(足場図面を作成している)
- 4. トラックに作業しやすい順番で足場部材を積み込む
- 5. 足場着工日の当日は、トラックで足場部材を速やかに運搬する(事前の交通予測が重要)
- 6. 搬入・部材の荷揚げ・組み立て作業‥役割分担をあらかじめ決めておく
- 7. 施工指示書・足場図面などに基づき、順序良く足場を組み立てていく(作業前に打ち合わせを行う)
- 8. 足場作業中の事故・トラブルに備え、建設工事保険に加入している
このように作業当日に向けて事前に準備をしっかり行っている足場業者は足場を漠然と組み立てている業者に比べて、安全な足場を早く組む事ができます。
3. 外壁塗装の足場組立と解体は、作業条件が良くないと時間が掛かります
外壁塗装の足場は、作業を行う職人たちの安全を守るのはもちろん、不安定な足場にしないためにも気を使いながら慎重に足場の組立を行います。
外壁塗装で必要な足場の組立・解体に要する作業時間と足場作業で知っておきたい事また、足場業者は高所作業や重い部材を持って作業を行うため、事故が起きたら大変な事になります。
そのため、強風の日や雨が強い日などは特に注意が必要になります。
風が強い日は、足場部品を持っての作業が危険であったり、雨が強い日はツルツルと足場部材が滑ったりするので、作業自体とても危険になります。
ですから、どんな足場業者も作業中に雨が降らないか、事前に天気予報を確認してから現場へ向かいます。
特に梅雨、台風シーズン‥雨が多い雨期は、足場作業が中止される‥足場の組立や解体に時間が掛かってしまうかもしれません。
外壁塗装の足場は、比較的どのお家にも建てられますが
- 1. 隣家とのスペースがほとんどない
- 2. 自宅の敷地では足場を立てるスペースが足りない
このような場合は、事前に塗装業者がお隣の方に許可をもらい、お隣の方のお家の敷地を使わせてもらう必要があります。
また、以下の場合も足場工事の作業時間が掛かり、一日で足場工事が終わらない場合があります。
- 1. 足場業者のトラックが建物の近くに駐車できない
- 2. 敷地内に足場部材の搬入が困難
- 3. 足場を掛ける建物周りに植栽や荷物がたくさんある
- 4. 3階建て以上の建物、40坪以上の大きな建物
4. 外壁塗装足場の組み立てと解体に掛かる作業時間について まとめ
今回は、外壁塗装で必要な足場の組立・解体に要する作業時間と足場作業で知っておきたい事をお伝えしました。
このコラムに記載した外壁塗装の足場作業時間や作業内容に関する知識がお客様のお役に立てると幸いです。
小林塗装は、外壁塗装の作業性が良い安全な足場工事を行っています。
名古屋周辺で安心・安全な外壁塗装の足場工事なら、小林塗装にお任せ下さい。足場工事・外壁塗装・屋根塗装を検討されているお客様は、お見積りは無料なのでお気軽にお問合せ下さい。

コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず
小林塗装の店主小林ゆずは、名古屋「塗装工事の専門店」小林塗装ホームページのコラムを作成しています。
塗装工事のエキスパートとして、外壁・屋根・室内‥塗り替え工事を検討している一般のお客様にとって分かりやすく、役立つ情報発信をいつも心掛けています。
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