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外壁塗装してすぐに汚れが!?外壁汚れの原因と対策

せっかく外壁塗装をしたのに、まだ新しいはずの外壁にうっすらと汚れが付いているのを見つけた瞬間。
思わず、「汚れに強い塗料と聞いていたのに、どうして?」と残念な気持ちになってしまいますよね。

外壁塗装は、住まいをきれいに整えるだけでなく、これから先の暮らしに安心を添えるための大切なメンテナンスです。
だからこそ、塗り替え後まもない外壁に汚れが見えてしまうと、「工事に問題があったのでは」「塗料選びを間違えたのでは」と気になってしまうのも無理はありません。

ですが実際には、塗りたての外壁が汚れて見える原因は、塗料の性能や施工不良だけとは限りません。
住まいの立地、風向き、雨の流れ方、周辺環境、外壁の形状など、建物の外まわりには想像以上にさまざまな要素が関わっています。どれほど低汚染性に優れた塗料を選んでも、条件次第では汚れが付きやすくなることはあるのです。

つまり、外壁の汚れは単純に「良い塗料なのにおかしい」と片づけられるものではなく、住まい全体の環境やつくりを含めて見ていくことが大切だということです。
ここを正しく知っておくと、必要以上に不安にならず、これからの対策も考えやすくなります。

今回のコラムでは、なぜ外壁塗装をしたばかりなのに汚れが付いてしまうのか、その主な原因と対策について、「名古屋の塗装店」小林塗装が分かりやすく丁寧に解説します。塗り替えたばかりの外壁の汚れが気になっている方、これから後悔のない塗装工事をしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムで分かること
  • ・ 外壁塗装が汚れる原因
  • ・ 外壁塗装の汚れを防止する対策方法

1. 外壁塗装が汚れる原因

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外壁塗装をしたばかりなのに、思ったより早く汚れが目立ってくると、どうしても気になってしまうものです。
「汚れにくい塗料を選んだはずなのに、どうして?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、外壁が汚れやすくなる原因は、単純に塗料の性能だけで決まるわけではありません。
建物そのもののつくりや雨水の流れ方、さらに周囲の環境まで、いくつもの要素が重なって外壁の汚れ方に差が出てきます。

外壁塗装が汚れる原因は、大きく分けると「部位や構造」によるものと、「周辺環境」によるものがあります。まずは、建物の形状や納まりによって起こりやすい汚れについて、順に見ていきましょう。

1-2  外壁塗装が汚れる原因 部位や構造によるもの

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■ 外壁塗装が汚れやすい場所 水切りがない壁面、笠木がないバルコニーの手摺

水切り板がない壁面や、笠木がないバルコニー・ベランダの手摺まわりは、特に汚れが付きやすい部分です。

なぜなら、こうした部分は雨水の逃げ道がつくられにくく、外壁表面を水が伝いやすくなるからです。
窓やサッシ下部に設けられている水切りには、雨水を外壁から離して流し、伝い水による汚れを軽減する役割があります。さらに寒冷時には、伝い水による凍結のリスクを抑える意味もあります。

また、バルコニーやベランダの腰壁上部に取り付けられる笠木は、単なる仕上げ材ではありません。
腰壁より少し張り出した形状にすることで、雨水が壁面をそのまま流れ落ちにくくなり、雨だれ汚れや黒ずみの発生を抑える役割を果たしています。

そのため、水切りや笠木がない、あるいは形状的に雨水が流れやすい納まりになっている場合は、どれだけ丁寧に塗装していても、雨筋や雨染みによる汚れが目立ちやすくなります。
外壁の汚れを考えるときは、塗料だけでなく、こうした建物の部位や構造そのものにも目を向けることが大切です。

■ 外壁塗装が汚れやすい場所 軒や庇(ひさし)が張り出していない外壁

最近では、軒や庇(ひさし)が無い、スマートなデザインの「軒ゼロ住宅」も多くなっています。
建物の軒や庇は、雨や日差しから外壁を守る重要な役割を持っています。
しかし建物自体に軒や庇が少なかったり、無かったりすると外壁汚れが付きやすくなります。

1-3. 外壁塗装が汚れる原因 外壁塗装が汚れやすい場所 雑木林、河川の近く

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雑木林や河川の近くにある建物は、外壁に藻や苔が発生しやすい環境になりやすいです。

たとえば川沿いの建物は、周囲の空気に水分を含みやすく、外壁や建物まわりがじんわり湿った状態になりやすい傾向があります。
そのため、日陰になりやすい面や風通しの悪い場所では、外壁表面に藻や苔が発生しやすくなります。

また、建物の近くに雑木林や緑地がある場合は、落ち葉や土ぼこりだけでなく、藻や苔の胞子も風に乗って運ばれてきます。
そうした目に見えない細かな要素が外壁に付着し、湿気が重なることで、塗り替え後の比較的新しい外壁でも汚れや緑色の付着物が目立ってくることがあります。

同じように、建物の周囲に植栽が多いお住まいや、北面などの日当たりが弱い場所、隣家との距離が近く風通しが悪い場所も注意が必要です。
こうした環境では、外壁が乾きにくくなるため、藻や苔が定着しやすくなります。

つまり、外壁の汚れやすさは塗料の性能だけで決まるものではなく、建物が建つ環境にも大きく左右されます。雑木林や河川の近く、植栽の多い敷地などでは、塗り替え後も定期的に状態を確認しながら、汚れが定着しにくい住まい環境を意識しておくことが大切です。

■ 外壁塗装が汚れやすい場所 交通量が多い道路沿い

交通量の多い道路沿いに建つ住まいは、排気ガスや粉じんの影響を受けやすく、外壁が汚れやすい傾向があります。

特に車の往来が多い幹線道路沿いや、信号待ち・渋滞が起こりやすい場所では、自動車から出る排気ガスに含まれる煤(すす)や、舞い上がった細かなほこりが外壁に付着しやすくなります。
こうした汚れは、うっすらとした黒ずみとして現れることもあれば、雨だれと重なって筋状の汚れとして目立つこともあります。

そのため、交通量の多い道路沿いでは、どれほど低汚染性の塗料を使用していても、周辺環境の影響によって汚れが付きやすくなる場合があります。外壁の美観を長く保つためには、塗料選びだけでなく、立地条件に合ったメンテナンスの考え方も大切です。

1-4  外壁塗装が汚れる原因 外壁塗装が汚れやすい部分 塗装時の材料や下地によるもの

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■ シーリング材や軟質塩ビシートのブリード汚染

外壁の汚れは、立地や雨水の流れだけでなく、塗装時に関わる材料や下地との相性によって起こることもあります。

その代表例のひとつが、シーリング材や軟質塩ビシートまわりに起こる「ブリード汚染」です。
ブリードとは、シーリング材や塩ビ鋼板などに含まれている可塑剤が時間の経過とともに表面へにじみ出てきて、周囲の塗装面に影響を与える現象をいいます。

この可塑剤が塗膜表面に移行すると、塗料に含まれる樹脂成分と反応し、黒ずみやベタつきが生じることがあります。
見た目には、サッシまわりや目地付近が黒く汚れて見えたり、ほこりや排気ガスの汚れがその部分だけ付きやすくなったりするため、塗り替え後でも部分的に外観がくすんで見える原因になります。

つまり、ブリード汚染は単なる表面汚れではなく、下地材や副資材の性質が塗膜に影響して起こる汚れです。外壁塗装でこうした汚れを防ぐには、下地の種類を正しく見極めたうえで、ノンブリードタイプのシーリング材を選ぶことや、適切な下塗り材・処理材を使い分けることが大切になります。

1-5  外壁塗装が汚れる原因 外壁塗装が汚れやすい素材 元来の外壁仕上げによるもの

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■ リシンやスタッコなどの外壁塗装仕上げ

外壁の汚れやすさは、塗り替えに使う塗料だけでなく、もともとの外壁仕上げの質感にも大きく左右されます。

たとえば、リシンやスタッコといった意匠性のある外壁仕上げは、表面に細かな凹凸があるのが特徴です。
その凹凸が光の陰影をつくり、表情豊かで趣のある外観に見せてくれる一方で、平滑なサイディング外壁と比べると、ほこりや排気ガス、雨だれ汚れなどが引っかかりやすくなります。

また、凹凸の深い部分は雨のあとも水分が残りやすく、乾燥に時間がかかることがあります。
そのため、日当たりや風通しの条件が重なると、湿気がとどまりやすくなり、藻や苔が発生する原因になることも少なくありません。

つまり、リシンやスタッコなどの外壁は、意匠性の高さという魅力がある反面、汚れが付きやすい性質もあわせ持っています。こうした素材の外壁では、見た目の美しさだけでなく、仕上げ材の質感に合った塗料選びや、汚れが定着しにくい塗装仕様を考えることが大切です。

2. 外壁塗装汚れの防止対策

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ここまでお伝えしてきたように、外壁が汚れてしまう原因はひとつではありません。
立地や周辺環境、建物の構造、外壁材の質感、そして下地や副資材との相性など、さまざまな要素が重なって外壁の汚れやすさが決まります。

ただし、だからといって防ぎようがないわけではありません。
外壁塗装では、塗料の性質を正しく選ぶことや、建物に合った納まり・施工方法を考えることで、汚れの付き方をやわらげることは十分に可能です。

そこでここからは、外壁の美観をできるだけ長く保つために知っておきたい、3つの外壁汚れ防止対策を分かりやすくお伝えします。

■ 外壁塗装 汚れの防止対策1.  親水性や撥水性が高い塗料で塗装する

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外壁塗料のカタログやパンフレットを見ると、「親水性」という言葉を見かけることがあります。
少し専門的に感じる言葉ですが、意味を知ると、なぜ汚れにくさと関係するのかが分かりやすくなります。

親水性とは、簡単に言えば水となじみやすい性質のことです。
親水性の高い塗膜は、水が粒になりにくく、表面に薄く広がりやすい特徴があります。そのため、外壁表面に付いた汚れの下へ雨水が入り込み、汚れを浮かせるようにして流れ落ちやすくなります。

一方で、撥水性は水を弾く性質です。
水が粒状(水滴)になって転がることで、表面の汚れをからめ取りながら流していくような働きがあります。

どちらが優れているというよりも、大切なのは建物の立地や外壁材、汚れやすい環境に合った性質の塗料を選ぶことです。外壁の汚れをできるだけ防ぎたい場合は、単に高グレードな塗料を選ぶだけでなく、親水性や撥水性といった塗膜の特徴まで見ながら検討することが大切です。

■ 外壁塗装 汚れの防止対策2.  硬度の高い塗料で塗装する

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外壁の汚れは、表面にふわっと乗っているだけのものもあれば、細かな粒子が塗膜の表層に入り込むように付着するものもあります。
特に、排気ガスに含まれる煤(すす)や粉じん、細かな土ぼこりなどは、塗膜の状態によっては定着しやすくなります。

そこで汚れ対策として意識したいのが、塗膜表面の硬さと緻密さです。
一般的に、塗膜の硬度が高く、表面が緻密に仕上がる塗料は、汚れの原因物質が食い込みにくく、表面に付着しても定着しにくい傾向があります。

そのため、シリコン、フッ素、無機といった、比較的しっかりとした塗膜を形成しやすい塗料は、外壁汚れを軽減するうえで有利になることがあります。もちろん、すべての汚れを完全に防げるわけではありませんが、汚れが付きにくく、付きても落ちやすい塗膜をつくるという意味で、塗料の硬度は大切な判断材料のひとつです。

■ 外壁塗装 汚れの防止対策3.  笠木や水切り板を設置する

外壁汚れを防ぐためには、塗料の性能だけでなく、建物の構造そのものを見直すことも効果的です。
その代表的な対策が、笠木や水切り板の設置です。

先にお伝えしたように、雨染み汚れは、汚れを含んだ雨水が外壁表面を繰り返し伝うことで発生します。
特に、手摺壁の上部やサッシ下、出幅の少ない納まりなどは、雨水が壁面に沿って流れやすく、黒ずみや筋状の汚れが出やすい部分です。

そのため、笠木を取り付けて天端に適切な勾配をつけたり、水切り板を設置して雨水を外壁から離して流すようにすると、壁面へ直接雨水が伝いにくくなります。こうした工夫によって、早い段階での雨だれ汚れや雨染み汚染を防ぎやすくなるため、立地や建物形状によってはとても有効な対策になります。

3. 外壁塗装汚れの原因と対策について まとめ

今回は外壁塗装の汚れの原因とその具体的な対策 イメージ

今回は外壁塗装の汚れの原因とその具体的な対策についてお伝えしました。

今回、コラムでお伝えしたかった事は、「低汚染性を謳う外壁塗料は汚れを付きにくくする機能を持っていますが、絶対汚れない訳ではない。」という事です。

外壁塗装の汚れやすさは、塗料の性能以上に立地や構造など周辺環境が大きく影響する事は、ここまでお伝えした通りです。

従って、どんなに耐汚染性が優れる外壁塗料であっても、雨水がいつも壁に伝う場所では汚れが残りやすかったり、雨が当たらない場所では親水性が発揮されず汚れが落ちないなど、外壁を塗り替えをしたばかりでも汚れてしまうケースが度々あります。

その様な事を理解した上で、お客様が信頼できる塗装業者に相談しながら、外壁塗装の計画を立てる事をおすすめします。

汚れにくい外壁塗装の事なら、小林塗装にお任せください

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コラム筆者
小林塗装 店主 小林ゆず

塗り替えてもすぐに汚れが!?外壁塗装汚れの原因と対策についてコラム筆者 小林塗装 店主 小林ゆず

小林塗装の店主小林ゆずは、コラム「塗り替えてもすぐに汚れが!?外壁塗装汚れの原因と対策について」の筆者で、名古屋を拠点に「塗装工事の専門店」としてこれまで数多くの現場に携わり、30年以上に亘って培ってきた豊富な知識と経験を大切にしてきました。
当店のホームページでは、そうした多く経験の積み重ねから得た確かな技術やノウハウを、外壁・屋根・室内など塗装を検討されている一般のお客様に分かりやすくお伝えできるよう、コラムというカタチで発信しています。

塗装工事は、多くのお客様にとって一生のうちに何度も経験することではなく、「どの塗料を選べば安心なのだろう?」「そもそも何年くらいで塗り替えるのがいいの?」といった疑問や不安が尽きないものだと思います。
だからこそ、自分自身が専門家としての知識を惜しみなく共有しながら、どなたにも気軽に読んでもらえる言葉で、少しでも安心や納得につながる情報をお届けすることを心掛けています。

これからも初めて塗装工事を検討される方はもちろん、ちょっとした疑問を感じている方にも、肩ひじ張らずに読んでもらえる情報を発信し続け、住まいに寄り添う塗装の専門家としてお役に立てたら嬉しいです。

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