塗装・塗料・塗り替え用語辞典「ふ」から始まる塗装専門用語集

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塗り替え工事の用語辞典

塗装職人さんや業者さんが使う、塗装・塗り替え工事の専門用語をまとめました。
ここでは、 「ふ」から始まる塗装用語「不織布」、「フィラー」、「膨れ」等を記載しています。

「ふ」から始まる用語

ファイバーテープ(ふぁいばーてーぷ)

ファイバーテープとは、パテ処理を行う際の下地補強テープの事です。
サフェーサーの一種で、セメント系、合成樹脂系、無機有機複合型等のタイプがあります。

ファサード(ふぁさーど)

ファサードとは、フランス語で玄関や建築物の正面を意味という意味です。
通常は、建築物の玄関がある正面外観の事を言います。
建物が隣家と連続して街並みを形成する場合は、ファサードがその建物の唯一の外観となるので、街並み景観の重要な構成要素となります。

ファジイ(ふぁじい)

ファジイとは、曖昧な理論という意味です。

フィニッシュ釘(ふぃにっしゅくぎ)

フィニッシュ釘とは、フィニュッシユネイルとも言います。
頭の小さい釘で、ネイラと呼ばれる専用の電動工具で打ち込みます。
床や壁の見え掛かりの仕上げ材に打ってもあまり日立たないです。色は白、ベージュ、茶、薄茶の4色があります。

フィラー(ふぃらー)

フィラーとは、充填・目止め効果のある下塗材の事です。
サフェーサーの一種で、セメント系、合成樹脂系、無機有機複合型等のタイプがあります。

フィリング(ふぃりんぐ)

フィリングとは、塗膜が引っかき傷や表面の粗を隠す性能の事を言います。
ニュートン流動(重力=液体が高い所から低い所へ流れる性質)が当てはまる塗料は、この様な性質を必ず持っています。
しかし、乾燥する事によって、塗料中に含まれる液体(揮発剤)が蒸発する事によって塗膜が伸縮し、素地の引っかき傷や表面の粗が若干現れる場合があります。
この様な場合に傷を隠蔽するには、再度、塗装(可能な限り)する事です。
エマルション系塗料、NADアクリルつや消し塗料、つや消し単層弾性系塗料、各種フィラー材、各種タイル主材等が隠蔽力の高い塗料です。

フェンス(ふぇんす)

フェンスとは、敷地外に対して境界を知らせる為のエレメントを、フェンスと呼びます。
防犯が主で、プライバシー保護、通風等の目的の応じて、高さ、強度、素材デザインを選択する必要があります。

歩掛かり(ぶがかり)

歩掛かりとは、建築の各工事において、原価計算に用いる単位当たり(m、㎡、㎥、坪等)の標準資材数量や、標準労務量の事です。

吹かす(ふかす)

吹かすとは、塗装職人さんが使う用語の一つで、何かを大きくしたり、増やしたりするの言う意味です。
大げさに言うといった意味もあります。

深割れ(ふかわれ)

深割れとは、少なくとも塗膜の 1 層を貫通している割れの事を言います。
深割れは、最終的に塗膜の完全な破壊に繋がる様な割れになるので注意が必要です。

吹き付けリシン(ふきつけりしん)

吹き付けリシンとは、モルタル下地の上にリシン(砕石・軽量骨材を混ぜたエマルション系塗料)をリシンガン等で薄く吹き付けて、リシン仕上げ状にする方法をの事です。

不揮発分(ふきはつぶん)

不揮発分とは、接着剤中の水や溶剤等の揮発する物質を除いた部分を言い、~%で表示します。

吹き放し(ふきはなし)

吹き放しとは、吹付けタイル、吹付けスタッコ等をそのまま吹付けた状態の事を言います。

複層(ふくそう)

複層とは、下塗り、中塗り、上塗りと組成が異なった塗料を重ね塗りする工法の事です。

膨れ(ふくれ)

膨れ、膨れとは、塗膜欠陥の一つです。塗膜膨れの原因には、溶剤膨れ(塗膜トップコート表層に小さな穴ができる)、水膨れ(塗膜の裏側に水が浸入した場合)熱膨れ (旧塗膜が弾性リシン、単層弾性、弾性スタッコ、スキンの場合、濃彩色を選定した場合。)等が挙げられます。

節止め(ふしどめ)

節止めとは、木材の塗装で、初めに節の部分にセラックニス等の速乾不透過性の塗料を塗る作業です。
樹脂成分が染み出して塗膜層が軟化されたり、膨れができたりするのを防止する為に行います。

不織布(ふしょくふ)

不織布とは、繊維を織らずに、接着剤や部分溶着または、機械的に絡み合わせて作った布状の物の事です。
自動車用養生カバーなどで使用します。

ブタノール(ぶたのーる)

ブタノールとは、アルコール系溶剤の一種でブチルアルコールの別称です。
ブタノールは、塗料の助溶剤として、広く使用されています。

フタル酸樹脂塗料(ふたるさんじゅし)

フタル酸樹脂塗料とは、中油性のアルキドの中で、代表的な無水フタル酸と、グリセリンを原料として作られた樹脂が主成分の為、フタル酸樹脂と呼ばれます。
塗料であるフタル酸樹脂エナメルは、JISk5572によって品質が規定されています。
一般的にフタル酸樹脂エナメル系の塗料は、乾燥時間が6~16時間で、光沢が有り、塗膜の物理的な性能は優れており、広い用途で使用出来ます。
但し、耐薬品性、耐アルカリ性が、アクリル樹脂に比べて劣ります。

付着力(ふちゃくりょく)

付着力とは、一般的に塗料は、剥がれにくいものが望まれています。
その塗膜の付着力は素地の表面粗さが大きく関わってきます。
表面に適度な凸凹があると、塗料がその凸凹に入り込み、塗膜が剥がれにくくなります。
ですから、塗装する前には素地の目均し及び、素地の状態を確認する事が必要になってきます。
(しかし、あまりに素地の表面が粗い場合や、素地の劣化が著しい場合は、全ての凸凹や割れ目に=シーラー、プライマー等の下塗り材を塗らないと、素地の付着力は向上しません。)

プチルゴム系シーリング材(ぷちるごむけいしーりんぐざい)

プチルゴム系シーリング材とは、プチルゴムを主成分としたシーリング材です。
乾燥硬化する1成分形の溶剤タイプです。
プチルゴム系シーリング材は、硬化しても、溶剤には溶解します。
プチルゴム系シーリング材は、通常20~30%の体積収縮があります。
用途としては、防水端末・立ち上がりのシーリング、板金目地シーリング、カラートタンの穴埋め等に使われます。

ブツ(ぶつ)

ブツとは、塗装した塗膜に混入した、既に固まった塗料、ゴミの事です。

ぶっこみ

ぶっこみとは、「全て合わせる」、「全て含む」と言う意味です。

フッ素樹脂塗料(ふっそじゅしとりょう)

フッ素樹脂塗料とは、一般的に言われるフッ素樹脂とは、形成するポリマー(高分子化合物)分子中に、フッ素元素を含む樹脂の事を言います。
フッ素樹脂の誕生は、1938年にアメリカのロイ・J・プランケットが3化フッ化エチレンを発明した事から始まります。
その後、1940年にアメリカのデュポン社が開発した、樹脂フッ化ビニリデン樹脂を、ペンォルト社が焼き付け型塗料として開発しました。
現在、建築の分野で使用されている常温で、乾燥するフッ素系塗料は、フルオロオレフィン、ビニルエーテル等で重合させたものです。
特性は、超耐久性能を持ち、耐油性、耐薬品性、電気的性能、非粘着性撥水性、耐汚染性にも優れていますが、生産コストが他の樹脂に比べると、かなり高価な為、お客様には勧めにくい樹脂でもあります。

現在、強溶剤フッ素樹脂系塗料は、主に高層ビルの塗装に用いられています。
余談にはなりますが、フッ素樹脂塗料が耐久性を発揮するには、素地調整+下塗り+中塗り+上塗りの総合したもので発揮されるのであって、あくまで上塗り材のフッ素樹脂塗料の性能が耐久性、耐候性に直結される訳ではありません。
最近では、水性・ターペン可溶(塗料シンナー希釈タイプの塗料)が開発され汎用性が高くなりました。

筆刺し(ふでさし)

筆刺しとは、塗膜に付いた小さなすり傷等を、小筆に塗料を付けて塗るという最も簡単な補修塗装の事を言います。

不同沈下(ふどうちんか)

不同沈下とは、建物基礎が沈下する具合が場所ごとに異なる事を言います。

不粘着性(ふねんちゃくせい)

不粘着性とは、塗膜表面が粘着しにくい性質の事を言います。

踏み面(ふみづら)

踏み面とは、塗装職人さんが使う用語の一つで、階段で足を乗せる面の事を言います。
踏板とも言います。

プライマー(ぷらいまー)

プライマーとは、下塗りに使われる頻度が高く、密着性の高い塗料です。
金属下地の場合は錆び止め塗料となります。

プラサフ(ぷらさふ)

プラサフとは、プライマーサーフェーサーとも呼ばれています。サーフェサーの持つ充填効果と、プライマーの持つ付着力、防錆力を兼ね備えた下地塗料です。

フラッシュ戸(ふらっしゅど)

フラッシュ戸とは、上框、下框が表面に現れない、フラッシュ構造になっている枠状の芯材の表面に、普通合板や化粧合板を張って一体とした軽量のドアであります。
既製品は工場生産に適している為、安価で経済的です。

ブラッシング(ぶらっしんぐ)

ブラッシングとは、塗面に、水蒸気が付着してツヤが無くなる事をブラッシングと言います。
寒暖の差が激しい時に生じる品質トラブルです。
また研磨する事もブラッシングと言います。

フラット(ふらっと)

フラットとは、艶消しの塗膜や塗料の事を言います。

ブリード(ぶりーど)

ブリードとは、シーリング材等に含まれる可塑剤によって、塗膜の上に生じるニジミ、汚れの付着の事をブリードと言います。
シーリングの可塑剤の移行を防止するには、専用のプライマーを塗装する必要があります。
現在は、可塑剤が移行しないノンブリードタイプのシーリング材もあります。

ブリスタ-(ぶりすたー)

ブリスターとは、塗膜品質トラブルの一例で、塗膜表面に生ずる水泡や膨れの事を言います。

ブリックタイル(ぶりっくたいる)

ブリックタイルとは、型枠先付に使う釘穴の付いた大型のタイルの事です。

ブリッジ工法(ぶりっじこうほう)

ブリッジ工法とは、シーリング材を目地に橋を架ける様に、シーリング材を盛り上げて充てん補修する工法です。

フレキシブルボード(ふれきしぶるぼーど)

フレキシブルボードとは、石綿セメント板の一種です。
石綿をセメントに混ぜて水練りして板状に加圧成型した不燃材です。
強度・防火・防湿性等に優れています。
表面を化粧処理した製品もあり、水周りの壁・天井や外装材等に用いられます。

プレハブ(ぷれはぶ)

プレハブとは、工場生産を主体にした組み立てハウスの事です。
生産性の向上による価格の安定と品質の向上を目的としています。

プレハブ工法(ぷれはぶこうほう)

プレハブ工法とは、現場で組み立て施工する前に建物の主要な部材を工場で生産して、それを現場で組み立て、設置する建築工法の事を言います。
一般住宅の場合は、「プレハブ住宅」と呼ばれています。
プレハブ住宅は、構造材の種類によって、木質系、鉄骨系、コンクリート系に分けられています。
なお、鉄骨系プレハブ工法は、軽量鉄骨を使うものが最も一般的ですが、重量鉄骨のものも普及しています。

フレーム処理 (ふれーむしょり)

フレーム処理 とは、塗料の濡れ及び塗膜の付着をよくする為に、火炎によってプラスチック材料(ポリエチレンなど)の表面を酸化する前処理の事を言います。

フレンチベージュ(ふれんちべーじゅ)

フレンチベージュとは、色名の1つです。薄い茶色の事を指します。

フロアコーティング(ふろあこーてぃんぐ)

フロアコーティングとは、床塗装の事です。
紫外線硬化塗装を用いて、床の表面を塗料の皮膜で覆う施工作業の事です。
保護としては、防食、防腐、防黴、防蟻、防汚、防水、殺菌、耐薬品、耐火が挙げられ、美観としては、平滑化、光沢付与・彩色・模様・意匠・景観性等が挙げられます。
機能性付与としては、遮熱、撥水、蛍光、迷彩、有害化学物質吸着が挙げられます。
フローリング用紫外線塗料塗料の種類は、アクリル樹脂とウレタン系樹脂の2種類があります。

フローリング(ふろーりんぐ)

フローリングとは、木板や木質材料による床板の事を一般に「フローリング」と言います。
フローリングは、単層フローリング・無垢材=一枚の厚い天然木単板を多数敷き詰めたものと、複合フローリング=単板を重ねて表面に天然木単板を接着した板材を多数敷き詰めたものの2種類があります。
近年では、コストが安く、変形・伸縮が少ない複合フローリングが主流となっています。
フローリングには下のフロアに床衝撃音が響くという短所があります。これを改善するには、フローリングとクッション材を複合した複層フローリングを使用する事が有効です。

プロバンス(ぷろばんす)

プロバンスとは、南フランス地方の地域名です。
その地方の住宅景観を内外装の建材により、日本でも再現する事があります。
俗に、「プロバンス風住宅」等とも言われます。インテリアにも反映される事もあります。

分離発注(ぶんりはっちゅう )

分離発注とは、従来行われてきた一括請負契約と異なり、建築構造(躯体)と建築設備(電気、空調、衛生設備)等を区分ごとに分割して複数の業者に発注する事を分離発注と言います。
一括発注に比べ、建設費の低減や質の向上といった利点がうたわれ、官公庁の発注する建築物や比較的大規模な建物では一般的になっています。
しかし中小規模の建物では、これまでの日本の建設現場の慣習と相容れない部分もあり、うまく活用しなければ必ずしも利点ばかりではない為、工業者の選定時に施工業者・設計者と相談必要があります。
一般住宅では、施主が施工業者に材料を支給する「施主支給」システムも徐々に浸透してきています。

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